ここでは「学んできております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「学んできております」とは?
「学んできております」は、該当の内容を勉強してきていると伝えるための表現になります。
「詳しいことを学んできておりますので、ご安心ください」などと用いると、対象について詳しく勉強してきているので安心して欲しいと言っており、「そちらについては学んできております」のように、それについてある程度以上のことを分かっているという意味になる使い方をすることもできます。
勉学的な内容はもちろん、仕事における知識、スキルに該当するものも対象になる表現なので、ビジネスシーンでもよく用いられる表現です。
「学んできております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「学んできております」は、基は先のような使い方をする表現ですが、「これまでに学んできておりますが、少し時間が経つので一部忘れていることがあるかも知れません」といったように用いる場合もあり、この語尾の「が」がつくことで、そうではあるがという使い方にすることができます。
また、誰かがそうであると「○○さんが確かそれを学んできておりますが、詳しいことは本人に聞いた方がいいでしょう」のような用い方をする場合もあり、口語、文章のどちらでも使われています。
「学んできております」を使った例文
・『機械工学を学んできておりますので、それなりに理解できました』
・『その国の歴史について学生時代には学んできております』
「学んできております」の類語や言い替え
・『従事してきました』
こちらの表現は、何かの仕事にあたる内容をずっと行ってきたという意味になります。
「10年以上営業職に従事してきました」のような使い方になり、ただ学んできただけでなく、いわゆるOJTも含めた仕事として行ってきたという意味で用いられます。
よって、そのような学び方だった場合や、その仕事を続けてきたと伝えたい時にはこちらを使った方が向いています。
まとめ
「学んできております」は、何かについて勉強してきているという意味になる表現です。
そうなので少しは分かる、任せて欲しいなどの使い方が多く見られ、語尾に「が」とつければそうではあるがといった用い方ができます。
