「学ばせて頂く」と「学ばさせて頂く」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「学ばせて頂く」と「学ばさせて頂く」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「学ばせて頂く」「学ばさせて頂く」の違いを分かりやすく説明していきます。

「学ばせて頂く」とは?

「学ばせて頂く」は、「あることを見たり聞いたり実際に経験したりして、知識や技術を身に付けることのへりくだった表現」です。

社内・社外で研修を受けたり、優秀な人について業務をするなどして、自分を高めることを表します。

「学ばせて頂く」の言葉の使い方

「学ばせて頂く」は、ビジネスだけではなく、学業や趣味などでも使われます。

ただし、「頂く」は、謙譲語として使う場合は「いただく」と平仮名表記するのが一般的、また「〜せていただく」は過剰敬語になります。

「〜せていただく」は、「相手の許可が必要な場合」「自分にメリットがある場合」にのみ使える言葉です。

この場合、状況がはっきりしていませんが、「学びを得るために相手の許可が必要な場合」であれば問題ありません。

「学ばさせて頂く」とは?

「学ばさせて頂く」は、「学ばせて頂く」の誤用で、いわゆる「さ入れ言葉」です。

「学ばさせて頂く」の言葉の使い方

「学ばさせて頂く」は、「学ぶ」「させていただく」が付いた言葉で、こちらも過剰敬語にあたります。

ちなみに、上で紹介した「〜せていただく」「させていただく」の違いは、動詞が五段活用か、それ以外かという点です。

「学ぶ」「学ばない・学ぼう・学びます・学ぶ・学ぶ時・学べば・学べ」と誤断活用ですので、「〜せていただく」が付き「学ばせていただく」が正しい言い方です。

五段活用以外は「させていただく」になります。

「学ばせて頂く」と「学ばさせて頂く」の違い

「学ばせて頂く」「あることを見たり聞いたり実際に経験したりして、知識や技術を身に付けることのへりくだった表現、過剰敬語」です。

「学ばさせて頂く」「学ばせて頂く」の誤用です。

まとめ

今回は「学ばせて頂く」「学ばさせて頂く」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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