この記事では、「子息」【しそく】と「息子」【むすこ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「子息」とは?意味
他人の子供を「子息」【しそく】といいます。
ビジネスシーンでは、大事な取引先相手の息子について話を取り上げるとき「ご子息」といった使い方して、失礼がないように会話するわけです。
家の家業を継ぐ者を話題に取り上げるとき、尊敬語の「ご」を付けて相手に失礼なく話します。
とくに、目上の人の息子について取り上げるときは失礼がなく、敬意を持って使われています。
「息子」とは?意味
男性の子供を「息子」【むすこ】といいます。
1親等直系卑属の男性を指す呼び方であり、親が子を取り上げるとき「うちの息子が」といって話をするわけです。
「うちの息子は出来が悪い」といえば、いくら勉強しても習得できないと相手に伝えます。
他には役所や保険会社の人と話するとき、「息子さん」といって相手の親と親近感を持って会話するわけです。
「子息」と「息子」の違い
ここでは「子息」と「息子」の違いを、分かりやすく解説します。
一般的に「ご子息」という使い方をして、上司や社長など目上の息子の話を取り上げるとき使う言葉です。
敬意を込めて使えば、改まった場面でも失礼がなく相手の息子の話ができます。
もう一方の「息子」は血の繋がった男の子供を指す呼び方であり、親が話を取り上げるとき「うちの息子は人見知りなんです」とどのような者か相手に伝えます。
「子息」の例文
・『上司のご子息を迎えに行き、会場に連れて行った』
・『ご子息が海外から家族を連れて日本に帰ってきた』
「息子」の例文
・『うちの30歳になる息子はいまだに女性と面と向かって会話ができない』
・『息子が車を買ったので、週末に親子で温泉に行くことにした』
まとめ
どちらも男の子供を呼ぶ呼び方ですが、使い方に違いがありますので、状況に応じてうまく使い分けてみるといいでしょう。