この記事では、「妊産婦」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「妊産婦」の正しい読み方
「妊産婦」の正しい読み方は「にんさんぷ」です。
「にん・さん・ぷ」全て音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「婦」の音読みは「ふ」ですが「ぷ」と読むのは半濁音化(はんだくおんか)です。
半濁音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、前の語が促音や鼻音の場合、発音し易くする為に後の語の頭が「ハ行」から「パ行」に変化する文法です。
「妊産婦」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「妊産婦」は「にんさんふ」「じょさんぷ」などと間違って読まれることがあります。
「妊産婦」について説明
「妊産婦」の意味は以下の通りです。
1つ目は「妊娠中、または出産前後の女性の総称」という意味です。
2つ目は「児童福祉法・母子保健法において、妊娠中または出産後1年以内の女子」という意味です。
一般的に使われる場合、妊娠してから出産後6〜8週間までの女性を表します。
妊娠〜出産後の女性は、体調が万全でないだけではなく、慣れない育児で精神的な疲労や不安などもたまりやすく、ケアが必要な時期になります。
法律的に守られることにより、より健やかな子育てができる様になることが期待できます。
「妊産婦」の言葉の由来
「妊産婦」は漢字の意味から成り立つ語です。
「妊」は「みごもる」「子を宿す」という意味、「産」が「う(む)」とも読み「子をうむ」という意味、「婦」は「夫のある女」「成人した女性」「職業・資格を持つ女性」という意味、「妊産婦」で「子どもを身ごもる女性」「子どもを産んだ女性」になります。
まとめ
今回は「妊産婦」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。
