「天然ジゴロ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「天然ジゴロ」とは? 言葉の意味

この記事では、スラング用語の「天然ジゴロ」【てんねんじごろ】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「天然ジゴロ」とは?意味

自分ではそんなふうに思っていないのに、いつの間にか「ジゴロ」になっている状態を「天然ジゴロ」【てんねんじごろ】と呼びます。

生まれながらにして女性にもてる魅力が全身から放たれていたり、異性の気持ちを掴むような魅惑的な言葉を言い放つところがあり、自然ともてる状況に巻き込まれるわけです。

たいして苦労もせず美しい顔だけで女性からお金を貢いでもらったり、年下から年上まで幅広い年代の異性に惚れられてしまうなど、向こうの方から寄って来られるジゴロは自分がもてることは当たり前のことであり、多くの女性が自分に惚れるのは仕方がないと思い、優しく受け入れます。

「天然ジゴロ」の概要

自分ではわざとモテるようなことはしていないのに、女性から恋愛感情を持たれてしまう「天然ジゴロ」は、元々は“gigoro”(ジゴロ)というフランス語からきている言葉です。

このジゴロの意味としては、年上女性から金銭的に援助してもらったり、肉体的に楽しませる男性という意味がありました。

そんな「ジゴロ」「天然」を掛け合わせれば、わざとではなく、ごく当たり前に会話や行動で相手を楽しませるため飾ることなく楽しい話し方や振る舞いをして、女性の気持ちを惹きつける人になる男性を指す言葉となったのです。

「天然ジゴロ」の言葉の使い方や使われ方

何気なくやって見せるちょっとした仕草や表情、言葉で女性に好意を持たれてしまう男性を「君は根っからの天然ジゴロだ」と言って褒めるときに使います。

自分は異性を惹きつける魅力を持ち合わせていると思うときは「俺は女性を惑わす天然ジゴロだ」と酔うこともありますし、いつの間にか同性を虜にしてしまう女性に対しては「困った天然ジゴロな女性だ」と使います。

アニメ好きな人の間では、無意識にやっていることでも好意を持たれてしまった登場人物は、恋愛が始まりそうなときフラグを立てた後回収できずに終わりを迎えることを「フラグクラッシャー」と表します。

「天然ジゴロ」を使った例文(使用例)

・『ちょっと笑うだけで女性を虜にしてしまう天然ジゴロを街で見かけた』
笑うだけで異性の心もとらえてしまう男性を街で見かけることがあります。

・『天然ジゴロのキャラクターはたいして動きはしないが、見た目で異性を惹きつけて離さない』
アニメの登場人物にもジゴロな要素を持つ者が出てくることがあり、視聴者の女性を虜にして離しません。

・『女性の天然ジゴロは、さばさばした性格で男前な人が目立つ』
性格が男前な女性を「天然ジゴロ」と例えることもでき、いかに同性を虜にして離さないかを表せます。

まとめ

人を魅了する「天然ジゴロ」は、見た目や性格、仕草がそれほど気にはしていないのに、いつの間にか異性と恋愛関係になってしまい、惚れさせては離さない魅力があるわけです。

そんな男性や女性を見かけたときは、さりげなく褒める意味で使ってみるのもいいですし、友達と冗談で使うのも楽しい交流の言葉となるでしょう。

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