「多大なるお力添え」という表現法についての解説です。
「多大なるお力添え」とは?意味
「多大なるお力添え」は、ビジネスの世界では、たくさんの方、もしくは、一人の人物が力を貸してくれたという意味です。
なお、「多大なるお力添え」は、複数の人から力を貸してもらうことも意味し、たった一人の方から、ものすごく助力をして貰うことでもあります。
なので、「多大なるお力添え」は、複数人の人から助力を受けている場合においては複数人から助力を受けたということを前置きする必要があります。
「多大なるお力添え」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「多大なるお力添え」という言葉は、ビジネスでは、目的があり、目的を達成するためにたくさんの人や一人の人物がものすごく尽力してくれたという意味で使用します。
なので、注意すべく点は、この言葉は、力を貸す側と力を貸してもらう側の目的が存在していないと意味をなさない言葉です。
つまり、助ける側は、仕事の完遂が目的で助力する、助けてもらう側も、仕事の完遂が目的なので助けてもらうという具合に、両者に目的が存在してないと「多大なるお力添え」は、不成立になります。
なお、目的の達成への理由はどうでもよく、新人を助ける理由が早く仕事を終わらせたいという理由で、目的である新人の仕事を終わらせるという目的を達成させ、新人側は、自分の仕事を終わらせることを目的としてもかまいません。
「多大なるお力添え」を使った例文
・『皆さん、多大なるお力添えをありがとうございます』
「多大なるお力添え」の返答や返信例
「多大なるお力添え」に対しての返答は、力を貸してあげた人物が返答及び返信を行います。
そのうえで、「多大なるお力添え」の内容が、力を貸してくれた人物たちへの礼である場合、返事は、「プロジェクトの完遂おめでとう」とか、「次回は助けを借りずに」などと返事をすればよいです。
なお、この言葉は、目的達成のために周囲が協力をしたという前提なので助けた側は嫌々手伝っていても返事をする権利があり、相手に対してなぜ、目的達成のためとはいえ、ここまでの仕事をやらされるのかとボロクソに言う権利は存在しています。
まとめ
「多大なるお力添え」は、ビジネスにおいて自己の目的の達成に対して周囲の力を借りたということを表現します。
そのうえで、周囲の人物も、目的があり、目的が助けることで一致するのが「多大なるお力添え」で嫌々手助けをして目的が解決できればそれは、「多大なるお力添え」の一つで手助けをしてあげた人物の一人となるのです。
逆を返せば、目的が一致していない場合、手助けを拒めるのがこの言葉の欠点で、中には手助けを拒んだ人物も少なからずいるのがこの言葉になります。
