この記事では、「国権」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「国権」の正しい読み方は「こっけん」と「くにげん」どちら
「国」は訓読みでは「くに」と読み、音読みでは「こく」と読む漢字です。
そして、「権」は訓読みでは「権(いきお)い」や「権(はか)る」、「おもり」や「かり」と読み、音読みでは「けん」や「ごん」と読む漢字です。
「国権」には2つの読み方があり、1つ目は「国」と「権」それぞれに音読みを当て、「こくけん」とする読み方。
そして、2つ目も「国」と「権」それぞれに音読みを当て、「くに」の音を促音に変化させて、「こっけん」とする読み方です。
正しい読み方の結論
「国権」の正しい読み方は「こくけん」、及び「こっけん」になります。
「国権」の意味
「国権」とは、「国の権力」や「国家の権力」、「国や国民を支配し統治する権力」を意味する言葉です。
「国権」の類義語には「国家権力(こっかけんりょく)」や「統治権(とうちけん)」、「主権」や「覇権(はけん)」、「政権」などがあります。
「国権」を含める熟語には明治初期から中期頃、国民個人の自由や権利の確立こそ「国権」確保の前提であるとする「民権論(みんけんろん)」に対し、国家の独立や維持に重きを置いた「国権論(こっけんろん)」などがあります。
「国権」の言葉の使い方や使われ方
・『国家存亡の危機に際し、国権が発動された』
・『民衆による革命が起き、体制にはもはや国権と呼べるものはなかった』
・『国民統治が行き届かず、国権の衰退が囁かれる』
まとめ
・「国権」の正しい読み方は「こくけん」、及び「こっけん」になります。
・「国権」とは、「国の権力」や「国家の権力」、「国や国民を支配し統治する権力」を意味する言葉です。
