本記事では、「回し者」の言い換え語を解説します。
「回し者」とは?どんな言葉
「回し者」という言葉は、「敵の内情を探るために送られた間者(かんじゃ)」あるいは「集団や組織などの中でこっそり情報収集などを行う者」などという意味合いで使われており、分からないように敵陣に忍び込ませた味方、などというニュアンスで使用されています。
「回し者」の言い換えのお勧め
ここでは「回し者」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「内通者」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「こっそり敵に通じている」さまや「敵方に情報や秘密などを漏らしている裏切者」などという意味合いで使われており、「密告者」という語と似たようなニュアンスで使われる文言です。
「諜報員」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「諜報機関で働く一員」もしくは「機密情報などを得るための策略家」などという意味合いの言葉で、「工作員」という語とほぼ同様のニュアンスで用いられる文言になります。
「回し者」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「回し者」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「spy(スパイ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「隠密(おんみつ)」または「間諜(かんちょう)」などという意味合いで使われる英単語で、「he-looks-like-spy」という表現は「彼はスパイのようだ」などというニュアンスで使用されています。
「密偵」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「敵の状況などを探る役目を与えられた者」ないし「ひそかに相手の秘密などを暴こうとする人」などという意味合いの言葉で、「密偵」の「偵」という語は「様子をのぞき見る」などというニュアンスの語として使われています。
「サクラ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「本当の客ではないのに人数合わせのために紛れ込んでいる人たち」あるいは「客の振りをした雇われ者」などという意味合いの言葉で、その場だけを盛り上げるためのおとりなどというニュアンスで用いられる表現です。
まとめ
「回し者」の言い換え語は、日本語や英語などを問わずさまざまな言い回しが使われています。
それぞれの表現には微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況や場面などによって使い分けることをおすすめします。