地理や歴史などの分野で目にする「古地図」の読み方をご存じでしょうか。
この記事では、「古地図」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「古地図」の正しい読み方は「こちず」
「古地図」は「こちず」と読むのが正しい言葉です。
「古」の字を「こ」と読み、「地」を「ち」と読み、「図」を「ず」と読みます。
三つの漢字の音読みを使った読み方となっています。
「古地図」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「古地図」の間違いやすい読み方は「ふるちず」といえます。
「古」は訓読みで「ふる(い)」と読むため上記のように読んでしまう場合もありえますが、「古地図」はそれぞれの漢字の音読みをあてて読む言葉です。
また、「図」の音読みには「ず」だけでなく「と」という読み方もありますが、「古地図」は「こちと」などとは読まないので気をつけましょう。
「古地図」について説明
「古地図」は、「いにしえ」「古い」などを示す「古」と、「地球表面の全部もしくは一部を縮小し、文字やなどを使って平面上に表現した図」を示す「地図」が組み合わさった言葉で、「古い地図」「古い時代の地図」を意味します。
「古地図」は「近代より前の時代に作成された地図」を指す場合もありますが、一般的には年代についての定義は特にないようです。
世界最古の地図は紀元前600年頃に作られ、日本における最も古い地図は750年頃に作成されたと伝わっています。
「古地図」には独特の魅力があることから、歴史的な価値だけでなく骨董としての価値もあると評価されています。
まとめ
「古地図」の正しい読み方は「こちず」になります。
「古地図」を構成する三つの漢字の音読みをあてた読み方になるのがポイントです。
「古地図」の意味についても併せてチェックしておきましょう。
ぜひ漢字の読み方を知る参考にしてください。