この記事では、「口枷」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「口枷」の正しい読み方
「口枷」の正しい読み方は「くちかせ」です。
「くち・かせ」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「口枷」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「口枷」は「くちくわ」「こうか」などと間違って読まれることがあります。
「口枷」について説明
「口枷」とは、「口にはさんで口周りの動きを封じるための器具のこと」という意味です。
口を開けたままの状態で、歯の間にゴムなどの素材でできた物をはさみ、それ以上口が閉じない様にします。
本来は罪人などが、勝手に言葉を発したり、舌を噛み切ったりしない様にする器具でした。
最近では人気アニメ「鬼滅の刃」の登場人物「禰豆子」が、鬼と化したために竹でできた「口枷」を付けられていたことから、二次創作イラストやコスプレで注目される様になりました。
類語に「猿轡(さるぐつわ)」があり、「声を立てさせないように、口にかませ、首の後ろで結んでおくもの」という意味で、「口枷」の種類のひとつを表す言葉です。
「口枷」の言葉の由来
「口枷」は漢字の意味から成り立つ語です。
「口」は「人の口」「口で言うこと」という意味、「枷」は「昔の刑具のひとつで、鉄や木で作り、罪人の首・手・足などにはめて、からだを自由に動かせないようにするもの」という意味、「口枷」で「口にはめて、自由に動かせない様にするもの」になります。
まとめ
今回は「口枷」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。