この記事では、「口が滑る」の意味を分かりやすく説明していきます。
「口が滑る」とは?意味
「口が滑る」は「くちがすべる」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「言ってはいけないことをついうっかり言ってしまう」という意味で、調子に乗って人の悪口や欠点などを話題にしてしまうことです。
2つ目は「人の秘密をついうっかり言ってしまう」という意味で、その場の雰囲気や流れなどで、人の秘密を関係の無い人に話してしまうことです。
上記に共通するのは「ついうっかり喋る」という意味です。
「口が滑る」の概要
「口が滑る」の「口」は、「物を食べたり言葉を発する器官」から転じて「ものの言い方」「噂話」という意味です。
「滑る」は「物の表面をなめらかに移動する」から転じて「調子に乗って望ましくないことになる」という意味です。
「物の言い方が滑らか過ぎること」という意味から転じて「調子に乗って望ましくないお喋りをすること」という意味で使われる様になりました。
「口が滑る」の言葉の使い方や使われ方
「口が滑る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『ついうっかり口が滑って彼氏の名前を教えてしまった』
・『口が滑って上司がカツラであることをバラしてしまった』
・『口が滑って同僚が社内恋愛していることを話してしまった』
まとめ
今回は「口が滑る」について紹介しました。
「口が滑る」は「物の言い方がなめらか過ぎること」から転じて「調子に乗って望ましくないお喋りをすること」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。