「取手」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「取手」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「取手」の正しい読み方は「とりで」「とって」
「取手」の正しい読み方は「とりで」と「とって」の2つです。
「取」には「取扱」【とりあつかい】「鳥取」【とっとり】など「とり」という読み方があるほか「取付」【とっつけ】のように「とっ」とも読みます。
「手」は「人手」【ひとで】「熊手」【くまで】など「で」や「手相」【てそう】「勝手」【かって】など「て」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「とりで」「とって」が「取手」の正しい読み方です。
「取手」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「取手」のよくある間違った読み方として挙がるのが「しゅて」「とりしゅ」です。
「取」と「手」は「取捨」【しゅしゃ】「奪取」【だっしゅ】「手法」【しゅほう】「拍手」【はくしゅ】などどちらも「しゅ」と読めます。
「取手」の読み方としては当てはまらない間違った読み方です。
「取手」について説明
「取手」を「とりで」と読む場合の意味は「茨城県にある地名」です。
茨城県南部にある市名のほかJR東日本の駅名にも使われています。
「とって」は「手で持つために取り付けられる部品」のことです。
手で動かしやすいように引き出しや機械装置などに取り付ける出っ張り部品を指します。
ハンドルやグリップ、つまみなど手で掴みやすいように作られている部分の総称です。
「取手」の言葉の由来
地名の「とりで」はかつて砦が築かれていたことに由来します。
「とって」は「手で取るところ」が由来です。
まとめ
「取手」は読み方によって意味が変わるのであわせて覚えておきましょう。