「取り急ぎお礼とご報告申し上げます」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語」を分かりやすく解説していきます。
「取り急ぎお礼とご報告申し上げます」とは?
「取り急ぎお礼とご報告申し上げます」とは、「とりあえず急いでお礼を言って報告もします」を意味しているビジネス用語です。
「取り急ぎ」には、「まずは急いで・とりあえず急いで」の意味があります。
「お礼・ご報告」は自分をへりくだる謙譲語です。
「申し上げます」も「言う」の謙譲語になっています。
「取り急ぎお礼とご報告申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「取り急ぎお礼とご報告申し上げます」は、「とりあえず急いで、お礼のあいさつと何かの報告をしたい場合」を意味して使う使い方になります。
この言い回しは、ビジネスメールの書き言葉で使われるもので、対面しての話し言葉で使われることはまずありません。
使うときの注意点は「十分な準備や心構えができていないけど、とりあえずお礼だけをいうニュアンス」があるため、目上の相手にはあまり使わないほうが良いということです。
また「取り急ぎ」を使う場合には、「お礼を言いたい出来事」があってから時間(日にち)を開けずに使ったほうが良いでしょう。
「取り急ぎお礼とご報告申し上げます」を使った例文
・『先日お打ち合わせした仕事の案件について、取り急ぎお礼とご報告申し上げます』
・『取り急ぎお礼とご報告申し上げます。詳細については改めてご連絡いたしますのでよろしくお願い申し上げます』
・『昨日はお忙しい中、ご足労いただきありがとうございました。取り急ぎお礼とご報告申し上げます』
「取り急ぎお礼とご報告申し上げます」の類語や言い替え
「取り急ぎお礼とご報告申し上げます」の類語・言い替えの表現を紹介します。
・『取り急ぎお礼かたがたご報告申し上げます』
・『取り急ぎお礼とご報告をさせていただきます』
・『取り急ぎお礼をかねてご報告申し上げます』
・『まずはお礼をかねてご報告いたします』
「取り急ぎお礼とご報告申し上げます」とほとんど同じ意味を伝えられる類語として、「取り急ぎお礼かたがたご報告申し上げます」を挙げられます。
「かたがた」には「〜も兼ねて・〜のついでに」の意味合いがあります。
「お礼とご報告申し上げます」の部分も、「お礼とご報告をさせていただきます」に言い替えが可能です。
「取り急ぎお礼をかねてご報告申し上げます」の言い回しも、似た意味を持つ類語になります。
まとめ
「取り急ぎお礼とご報告申し上げます」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「取り急ぎお礼とご報告申し上げます」の意味・使い方・例文・類語や言い替えを知りたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。
