この記事では、「参加させていただくにあたり」について詳しく紹介します。
「参加させていただくにあたり」とは?
参加するにあたってという意味で、相手に対して敬意を込めて丁寧に表現したフレーズです。
「参加」はある集まりに加わったり、仲間入りしたりすることをいいます。
「させていただく」は「させてもらう」の謙譲語で、へりくだって表現しています。
「〜にあたり」は、何かを実行する時にという意味です。
「参加させていただくにあたり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「参加させていただくにあたり」は、ビジネスメールでも会話でも使われるフレーズです。
何かに参加することは決まっていて、そのことについて何か言いたいことや聞きたいことがある場合に使用します。
へりくだった敬語表現なので、目上の人に対しても使用することができます。
「参加させていただくにあたり」を使った例文
・『参加させていただくにあたり、いくつか確認しておきたい点がございます』
・『来週の会議に参加させていただくにあたり、事前に資料を拝見したく存じます』
「参加させていただくにあたり」の類語や言い替え
「参加させていただくにあたり」には、「出席させていただくにあたり」や「参加に際して」等に言い替えることができます。
「出席」はあらかじめ用意されている席につくことで、会合などに出る場合に用いられることが多いです。
会議の場合には出席といっても参加といっても意味は同じなので、言い替えられます。
ただし、イベントや競技会、コンクール等に出る場合には、出席ではなく参加を使うのが一般的です。
それから「させていただくにあたり」は、「するにあたり」の敬語表現になります。
「するにあたり」は「〜に際して」と言い替えることができます。
例えば、「新年会に参加させていただくにあたり」は「新年会への参加に際して」と言い替えられます。
「参加させていただくにあたり」の方が、丁寧な表現になります。
まとめ
「参加させていただくにあたり」は、何かに参加することは決まっていてそれに際してという意味のフレーズです。
「出席させていただくにあたり」とか「参加に際して」といった言い替え語があります。
