部屋の間取りには様々な要素が絡みますが、窓がどちらを向いているかは、気になる事の1つでしょう。
風水においても、部屋の方角は重要です。
ここでは、「南東の部屋」の風水における効果や、気を付けるべき事について、詳しく解説していきます。
「南東の部屋」の風水での効果
風水で「南東の部屋」という場合、敷地ではなく家の中心から見て、南東に位置する部屋という事になります。
「南東の部屋」は日当たりも良く昇る陽も見られ、陰陽五行における陽の気や木の気が高まる部屋です。
陽の気は人を活発で元気にし、木の気は成長や繁栄をもたらします。
成長期の子供の部屋や、事業を始めた時の仕事部屋などに向いています。
また、木の気は、恋愛運や対人運ももたらすものです。
人を迎える客間やリビングにも良いでしょう。
「南東の部屋」の風水で気を付けるべきこと
日当たりの良い「南東の部屋」は、陽の気が高まる部屋であり、陰の気を高めて落ち着くべき寝室には向きません。
どうしても「南東の部屋」を寝室にしたい場合は、遮光カーテンを付け、シーツや調度品に暗い色を使う事で、陰の気を補えます。
また、木の気を高めようと、壁や床から調度品まで全て緑や青にすると、木に偏り過ぎます。
五行はバランスが取れている事が重要です。
強すぎる木は、土を弱め安定性を失わせるため、そこで得られる成長は、地に足の付かない分不相応なものになる可能性があります。
色は適度に混ぜましょう。
土が不足しそうなら、黄色や茶色のもので補えます。
まとめ
「南東の部屋」は、陰陽五行における陽と木の気を高めます。
陽は人を活動的にし、木は成長や繁栄、恋愛運、対人運などをもたらす気です。
子供部屋や仕事部屋、リビング、客間などに良いでしょう。
一方、陽の気は落ち着かないため、寝室には不向きです。
どうしても寝室にしたいなら、カーテンや調度品などで工夫しましょう。
また木の気を高めようとし過ぎると、土の気が弱まります。
五行はバランスが大切です。
土が不足するなら、黄色や茶色のものを混ぜて補いましょう。