「動機」と「きっかけ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「動機」と「きっかけ」の違いとは? 言葉の違い【2語】

物事を始める時や行動する時の理由を表す言葉には「動機」「きっかけ」があります。

この記事では、「動機」「きっかけ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「動機」とは?

「動機」とは人が行動を起こす時の原因や意志を決める時の気持ちを表す言葉です。

「動機」は基本的に個人の気持ちや内心から生まれるものであり、これは英語でモチベーションと呼ばれています。

「動機」はこれ以外にも心理学や倫理学の用語としても使うことが可能です。

「動機」の同音異義語には「動悸」がありますが、こちらは心臓の違和感や不快感を表す時に使う言葉です。

「きっかけ」とは?

「きっかけ」とは物事を始める際の糸口や手がかり、原因などを表す言葉です。

「きっかけ」は自分の気持ち以外にも他者の行動や発生した出来事によって生まれるものも存在します。

「きっかけ」の類義語には「好機」「機会」があり、こちらはチャンスと呼ばれています。

「きっかけ」はこれ以外にも歌舞伎の舞台で使われる合図を表す時にも使うことが可能です。

「動機」と「きっかけ」の違い

「動機」は人が行動を起こす際の原因や意志、気持ちを表す言葉です。

「きっかけ」は物事を始める際の糸口や手がかり、原因、影響を受けたものを表す言葉です。

「動機」は基本的に自分の心から生まれるものですが、「きっかけ」は他者の行動や出来事によって生まれる点が違います。

「動機」の例文

・『犯人の動機が明らかにになり、法廷はいっきに騒がしくなった』
・『ダイエットの動機はあまりいいものではなかったが、結果としてかなり痩せたので嬉しかったです』

「きっかけ」の例文

・『彼を好きになったきっかけは些細なことだったが、今でも忘れられません』
・『サイクリングを好きになったきっかけは漫画であり、今でも大ファンです』

まとめ

「動機」「きっかけ」は物事を始める際の原因や気持ちを表す言葉です。

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