「動揺」という言葉は「ある作用によって不安な気持ちになること」「心が揺れ動くさま」「気持ちが不安定になること」などの意味があります。
ここでは、「動揺」という言葉の対義語や連想される反対語について簡単に説明します。
「動揺」の対義語
「動揺」という言葉の対義語は「安定」です。
「安定」とは「物事や人が落ち着いた状態にあること」「激しい変化がなく落ち着いていること」などの意味があり、「動揺」が「心が揺れ動く」といった落ち着きのない様子を表すのに対して、物事や人が落ち着いた様子という違いがあります。
「動揺」を連想する対義語(反対語)
「動揺」という言葉の対義語であり、「安定」以外にも似たような意味合いの反対語というものが存在します。
その中でも「平静」「不動」「固定」という3つの反対語について説明します。
「平静」
「平静」という言葉は「心が落ち着いている様子」「心が乱れていない、荒れていない様子」という意味があります。
「平静な状態を保つ」「平静な生活を送る」といった使い方をします。
穏やかな様子を表す際に適切な言葉だと言えるので、しっかりと使う場面を見極めて会話や文章に取り入れていきましょう。
「不動」
「不動」という言葉は「揺るぎない心」「動かないさま」「他から与えられる力にも動じないこと」という意味があります。
「動揺」が「揺れ動く心」を表すことに対して、「不動」は揺れない、揺るぎないという心を表す際に使われています。
具体的には「不動の信念を持っている」「不動の姿勢をとる」といった使い方をしますので覚えておきましょう。
「固定」
「固定」という言葉は「ある一定の場所から動かないさま」「動かないように留める」という意味があります。
「固定」は物や人を同じ場所や時間などに留める際に使われ、具体的には「客が固定する」「ネジで木枠を固定する」「集合場所を固定する」などといった使い方をするので覚えておくと便利です。
まとめ
ここでは「動揺」という言葉の意味や対義語、反対語について簡単に説明してきました。
それぞれの言葉は日常会話や文章において、頻繁に使われる言葉なので、説明した事柄をぜひ覚えておいてください。
