本記事では、「前述」の言い換え語を解説します。
「前述」とは?どんな言葉
「前述」という言葉は、文字どおり「前に述べた内容」や「すでに伝えてある事柄」などを示しており、「前述のとおり」という語句は「すでに述べたように」などというニュアンスで使われる文言です。
「前述」の言い換えのお勧め
ここでは「前述」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「先述」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「先に述べてある事柄」または「別の機会に伝えてある内容」などという意味合いで使われており、「前述」よりも少々広い範囲を指して使われる表現になります。
「前掲(ぜんけい)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
文字が示すとおり「前に掲げた事柄」あるいは「すでに書き記された内容」などという意味合いで使われており、「前出(ぜんしゅつ)」という語と同じようなニュアンスで用いられる文言です。
「前述」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「前述」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「above(アバブ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「その上」もしくは「上記の」などという意味合いの英単語で、「above-mentioned」という語句は「すでに述べたとおり」などというニュアンスで使われる表現になります。
「くだんの」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「前に話した」または「例の」などという意味合いの言葉で、漢字では「件の」と表記し、「件の如く」という語は「伝えてあるとおり」などというニュアンスで使用されています。
「先に記載された」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「前々から言ってある」ないし「すでにお知らせしている」などという意味合いで使われており、文書などで示してあるとおりなどというニュアンスで用いられています。
まとめ
「前述」の言い換え語は、日本語や英語などを問わずさまざまな言い回しが使われています。
それぞれの表現には微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況や場面などによって使い分けることをおすすめします。
