「剃刀」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「剃刀」の読み方とは? 読み方

この記事では、「剃刀」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「剃刀」の正しい読み方

「剃刀」の正しい読み方は「かみそり」です。

「かみ・そり」は熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

「剃刀」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「剃刀」「ていとう」「そりがたな」などと間違って読まれることがあります。

「剃刀」について説明

「剃刀」の意味は以下の通りです。

1つ目は「頭髪・ひげなどをそるのに用いる、非常に薄く鋭い刃物」という意味です。

2つ目は転じて「切れ味が鋭い様子」という意味です。

3つ目はさらに転じて、「頭の回転が速く的を射た発言をしたり、ものごとの処理が巧みなことのたとえ」という意味です。

「剃刀」は名詞として「剃刀でひげを剃る」「剃刀の頭脳を持つ」「言葉の剃刀」などと使われます。

類語に「小刀(しょうとう・ごがたな)」があり、「柄のある小形の刃物・ナイフ」「刀の鞘(さや)に差し添える小さな刀」という意味です。

「剃刀」「薄い形の刃物」「小刀」「柄から伸びている刃物」という形状の違いがあります。

「剃刀」の言葉の由来

「剃刀」の語源は「髪剃り(かみそり)」という言葉で、飛鳥時代に日本に伝来した仏教に使われる道具のことです。

昔は出家するの際に髪を剃るために使われていました。

次第にひげを剃る目的でも使われる様になり、「剃刀」という漢字があてられました。

まとめ

今回は「剃刀」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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