「別件で恐縮ですが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「別件で恐縮ですが」とは? ビジネス用語

ここでは「別件で恐縮ですが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「別件で恐縮ですが」とは?

「別件で恐縮ですが」は、それまでの内容と別の件になってしまって申し訳ないですが、という意味になります。

よって、全く別の話をしたい時に用いる表現になり、「○○については以上になります。

ところで別件で恐縮ですが、△△の方は〜」
などという使い方がよく見られます。

このように、それまでの話の内容が一段落したところでこの表現を使って切り出すという使い方になり、口語で用いる時にはそのタイミングが大切です。

文章であれば、最後にもう1つ、といったような使い方で構いません。

「別件で恐縮ですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「別件で恐縮ですが」は、先のように、そこまでの話とは別にこれについても、という用い方になる表現です。

それまでの内容と何の関係もない話をする場合に使うことになるので、そういった会話ができる仲であれば、仕事についての内容が終わった後にこの表現を使って、その相手とのプライベートな約束についての話をするといったように用いても構いません。

丁寧に使う場合には「別件になってしまいまして大変恐縮ですが」となり、ビジネスシーンではそのように使うことも多いです。

「別件で恐縮ですが」を使った例文

・『別件で恐縮ですが、○○の納期の方はどうなっていますか』
・『そういえば別件で恐縮ですが、この前の帰りの電車に間に合いましたか。私はタクシーを使うことになってしまいました』

「別件で恐縮ですが」の類語や言い替え

・『話は変わりますが』
それまでと全く違う内容の話をしたい時には、こう使われることも多く見られます。

「ところで話は変わりますが、○○の方は〜」のように、そのまま言い替えになりますが、こちらはビジネス向けではない表現のため、主としてプライベートな会話やメールなどにて用いられています。

まとめ

「別件で恐縮ですが」は、そこからの内容がそれまでの話とは別の件になる場合の前置きに使われています。

それを申し訳ないと言っている表現で、続けて全く違う話を続けるという用い方になります。

ビジネスでは、これを丁寧にした「別件になってしまいまして大変恐縮ですが」ともよく使われています。

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