「冥利に尽きます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「冥利に尽きます」とは? ビジネス用語

非常に嬉しい出来事が合った時に、「冥利に尽きます」との表現が用いられることがあります。

不思議な響きがあるこの表現の使い方や、言い換えは何かについて考えてみましょう。

「冥利に尽きます」とは?

神仏から知らずに受け取ったご利益や、善行の結果得る幸福が「冥利」です。

自分の立場として、これ以上の幸せはないと感じることを表しています。

「冥利に尽きます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

誰かのお陰様で利益を得ることができたり、仕事を続けていて感謝をされるような場面があります。

特に大きな幸せを実感できたことについて、「◯◯冥利に尽きます」と言ってその幸福な気持ちを言い表すのが通常です。

◯◯の部分には社員、商売人、ファンなど、自分の立場や職業の名詞を入れることになります。

したがってそれ意外の動詞や形容詞などを入れることはできません。

また◯◯冥利に尽きますを言う前には、「こんなに〜だとは」という表現を付けることで、その感動を言い表すことが可能です。

「冥利に尽きます」を使った例文

・『こんなに豪勢な場所と材料で調理できることは、料理人冥利に尽きます』
・『これほど社員に喜ばれるとは、社長冥利に尽きます』

「冥利に尽きます」の類語や言い替え

「この上ない幸せです」は、これ以上に幸福なことは存在しないという意味で、冥利に尽きると似た表現です。

前置きに「◯◯として」を付けることで、立場を表すことができるでしょう。

「身に余る幸福です」は、自分には相応しくない程に、幸せであることを表しています。

「願ったり叶ったり」は、自分の希望と一致して物事が上手くいったことを意味する表現です。

まとめ

自分の立場としてこれ以上に幸せなことはないことを言い表すのが、「冥利に尽きます」なのでした。

立場や職業を表す名詞と組み合わせるのが適切です。

言い換える時には「この上ない幸せです」などを使うことができるでしょう。

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