この記事では、「再度」と「改めて」の違いを分かりやすく説明していきます。
「再度(さいど)」とは?
「再度」とは、「再び」や「二度」、「両度」という意味を含める言葉です。
「再度」の類義語には「重ねて」や「度々(たびたび)」、「幾度(いくど)」や「足?(あししげ)く」、「返す返す」や「何度も」、そして、後述する「改めて」などがあります。
「再度」の使い方
「再度」は名詞としてや、副詞的用法で使われています。
「改めて」とは?
「改めて」には以下の意味が含まれています。
・「再び新しく行う様」や「もう一度」、「別の機会に」
・「事新しく」や「今更のように」、「初めて経験するように感じる様」
「改めて」の類義語には、先述した「再度」をはじめ「往々(おうおう)」や「また」などがあります。
「改めて」の使い方
「改めて」は副詞として使われています。
「再度」と「改めて」の違い
「再度」と「改めて」はいずれも「再び」や「もう一度」、「二度」などの意味を含める言葉になります。
したがって、2語は類義語の関係に当たると言えます。
「再度」の例文
・『職場の安全管理のために、従業員に再度注意喚起を行った』
・『再度に渡る会議の結果、新たなる方針が採択された』
・『契約内容については、再度書面の方でご確認をお願いいたします』
「改めて」の例文
・『後日、改めて訪問させていただきます』
・『親元を離れてから、改めて両親のありがたさを痛感したものだ』
・『その著作は平和と戦争について、改めて考えさせられる内容であった』
まとめ
・「再度」とは、「再び」や「二度」、「両度」という意味を含める言葉です。
・「改めて」とは、「再び新しく行う様」や「もう一度」、「別の機会に」などの意味を含める言葉です。
・「再度」と「改めて」はいずれも「再び」や「もう一度」、「二度」などの意味を含めていることから、2語は類義語の関係に当たると言えます。