この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「再三お手数をおかけして」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「再三お手数をおかけして」とは?
「再三お手数をおかけして」のフレーズにおける「再三」は、「同じことを二度、三度と繰り返すこと」で、「何度も、度々」と同義です。
次の「お手数」は「他人のためにかける手間」を意味する言葉である「手数」に、敬意を示す接頭辞の「お」が付けられた言葉です。
そして最後の「おかけして」は、「かける」に接頭辞の「お」が付けられた言葉の連用形です。
したがって、「再三お手数をおかけして」のフレーズは、「何度もお手間をかけて、取らせて」といった意味の敬語表現となります。
「再三お手数をおかけして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「再三お手数をおかけして」のフレーズは、連用形で終っているので、これで文章が完結することはなく、この後ろには謝罪の言葉が続けられます。
例えば、「再三お手数をおかけして誠に申し訳ございません」や「再三お手数をおかけして恐縮ですが」等として使われます。
このフレーズは、相手の方に立て続けに何度も何かをお願いする場合に、申し訳ない気持ちを込めて使われます。
また、立て続けに依頼したことに相手の方が対応してくださった場合に、申し訳なさと、感謝の気持を込めて使われることもあります。
「再三お手数をおかけして」を使った例文
・『再三お手数をおかけして、誠に申し訳ございませんでした』
・『再三お手数をおかけして恐縮ではございますが、よろしくお願いいたします』
「再三お手数をおかけして」の類語や言い換え
「再三」の類語としては「何度も」や「度々」や「しばしば」が挙げられます。
また、「お手数」の類語として「ご迷惑」や「ご面倒」や「お手間」が挙げられます。
したがって、これらの類語を繋いで「再三お手数をおかけして」のフレーズは「何度もご迷惑をおかけして」や「度々ご面倒をおかけして」や「しばしばお手間をおかけして」と言い換えることができます。
まとめ
「再三お手数をおかけして」のフレーズは、「何度もお手間をかけて、取らせて」といった意味の敬語表現です。
