この記事では、「内面」と「性格」の違いを分かりやすく説明していきます。
「内面」とは?
「内面」には2つの読み方があり、それぞれ意味が違ってきます、1つ目は「うちづら」と読む場合で、「家族や、内輪の人にのに見せる顔つきや言動」「ものの内側部分」という意味です。
2つ目は「ないめん」と読む場合で、「もの内側にひろがった部分」「人が言葉や表情に出さず、心の中に抱くさまざまな考えや感情」という意味です。
「内面」の言葉の使い方
「内面」は名詞として「内面(うちづら)が悪い」「内面(ないめん)」を磨くなどと使われます。
下で紹介する「性格」の類語として使われる場合、「ないめん」と読む方になります。
「内」は「うち」とも読み「ある範囲のうちがわ」「表立たない様子」という意味、「面」は「おもて」とも読み「人の顔」「向いている方」という意味、「内面」で「ある範囲のうちがわを向いている方」から転じて、「人が表に出さない、心の中にある部分」になります。
「性格」とは?
「性格」は「せいかく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「人の言動にあらわれる、その人固有の感情や思考の傾向」という意味です。
2つ目は、「あるものごとに際立ってみられる傾向」という意味です。
「性格」の言葉の使い方
「性格」は名詞として「性格が良い・悪い」「異なる性格」などと使われます。
「性」は「さが」とも読み「生まれながらの心のあり方」「人や物に備わった性質」という意味、「格」は「組みたてられたものごとの本質をなすもの」「規則・基準・地位・等級など」という意味、「性格」で「人や物が成り立つ際に備わった本質のこと」になります。
「内面」と「性格」の違い
「内面」は「ある範囲のうちがわを向いている方」から転じて、「人が表に出さない、心の中にある部分」です。
「性格」は「人や物が成り立つ際に備わった本質のこと」です。
まとめ
今回は「内面」と「性格」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
