この記事では「先般はありがとうございました」について解説をします。
「先般はありがとうございました」とは?意味
先ごろのことへ感謝を伝える言葉です。
「先般」には、このあいだ、過ぎ去ったある日という意味があります。
過去のあるときを指す言葉です。
「ありがとう」は感謝を伝えるものです。
丁寧な表現にするときには、「ございます」を後に続けます。
「ございました」は「ございます」と「た」で構成されています。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語、「た」はある事柄が過去に行われた意を表す語です。
「先般はありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、過去のある日にあった事柄へ感謝を伝えるときに用います。
「先般」は、このあいだという意味です。
この部分は、数日前のことならば「先日」という言葉にすることもできます。
1〜2日前のことならば、「昨日」「おととい」という言い方がされます。
「先般」でいつのことを指しているのか、おおよそわかるとは思いますが、何についてのお礼なのかを具体的に述べた方が、相手にとってわかりやすくなります。
たとえば、数日前に贈り物をもらっており、それへのお礼を一度伝えていますが、再度お礼を伝えるときならば、「先般は贈り物を〜」といった言い方にした方がわかりやすいです。
「先般」は何日前までを指すのか定義はありません。
数日前までの範囲を指して使うことが多く、1か月以上前のことを指して使うことはあまりありません。
「先般はありがとうございました」を使った例文
・『先般はありがとうございました。みな、○○を喜んでおります』
「先般はありがとうございました」の返答や返信例
何かをしたことで喜んでもらえたなら、何かをした側としてはうれしいはずです。
その気持ちを伝えてみるとよいでしょう。
お礼のメールをもらったならば、連絡をしてくれたことへ感謝を示します。
返信の内容は簡単で構いません。
「先般」がいつを指すのかわからないときは、よく考えてみてください。
数日前に何があったのか振り返ってみましょう。
思い出せないときは、相手に尋ねてみたり、わからないまま話をあわせてみたりしてください。
まとめ
この言葉は、数日前のあることへお礼を伝えるものです。
「先般」の部分は、他にもいくつかの言い方ができるので、いつのことを指すのかにあわせて言い方を変えてみてください。
