「何かあれば」の言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「何かあれば」の意味
「何かあれば」は日常的に、友達同士や親子関係でも、電話や会話の中で、よく使っている表現です。
「何か連絡する必要があれば、連絡して下さい」という意味です。
「何かあれば」の敬語での使い方や表現方法
ビジネス的敬語表現なら「何かございましたら、遠慮なくご連絡ください」が正しい表現です。
ビジネスメール、文書、コミュニケーションでも使える表現です。
また、目上の方や社外の方に対しても、問題なく使用できます。
もう少し、柔らかい丁寧な表現は「何かございましたら、遠慮なくご連絡をお願いいたします」となります。
「ご連絡ください」よりは「ご連絡をお願いします」と言うと、遜った表現で、こちらからお願いをしている表現になるので、相手に対して、感情を込めた言い方になります。
.商品や製品の取り扱い方が分からないケース、B.資料中に分からない、あるいは不明な箇所がある、C.購入した商品・製品で当初は正常に動作していたが、いつからか、変になったなど、「何かあれば」の理由はシーンによって異なります。
A.の場合には「商品の取り扱いなどでご不明なことがございましたら、いつでもご連絡をお願いします」と言い換えができます。
B.の場合には、「お渡しした資料で、何かご不明な点がありましたら、何なりとご連絡をお願いいたします」と言い換えができます。
C.の場合には、「何か使用上で不備がございましたら、お手数ですがご連絡をお願いいたします」と言い換えができます。
「相手にこんなことで連絡しても良いのだろうか」と相手側が気遣って、委縮してしまう場合もあるでしょう。
そんな時は、「ささいな事でも構いませんので、何かありましたら、ご遠慮なくご連絡をお願いし致します」と表現することも可能です。
こういった表現は、本来、会話やメール、文書で最後に述べる言葉、即ち、〆になる表現です。
その為、文章中や会話中で多用するのはよくありません。
その様な場合は、途中での表現は別の表現で言い、最後にこの表現で終わる形が良いやり方です。
「何かあれば」の言い換えや使用例
・『何かございましたら、遠慮なくご連絡をお願いいたします』
・『商品の取り扱いなどでご不明なことがございましたら、いつでもご連絡をお願いします』
・『お渡しした資料で、何かご不明な点がありましたら、何なりとご連絡をお願いいたします』
・『何か使用上で不備がございましたら、お手数ですがご連絡をお願いいたします』
2では複数のシーンに対する表現例を述べていますので、ここではその中から、3つの例に省いております。
まとめ
「ご連絡ください」よりは「ご連絡をお願いします」が遜った柔らかい表現になる事や「何かあれば」を自分のケースに言い換えする表現方法も記載しましたので、上手く活用して下さい。