「仲間」という花言葉の花は、何かしら同じ目的や思想を持ち集まる人同士で贈り合ったり、グループのシンボルにするのに向きます。
「友達」より定義が具体的ですが、「仲間」は丸ごと「友達」にカウントする人もいるので、区分けははっきりしていません。
全体の好みや主義に合わせた花を選ぶと、より受け容れられやすく、結束も高まるでしょう。
「仲間」の花言葉を持つ花
「仲間」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「フキノトウ(蕗の薹)」
キク科フキ属の多年草である、「フキ(蕗)」の花芽で、春の野草として食用にもされます。
春先に地上に顔を出しますが、地下茎で繋がったものが複数生える事から「仲間」という花言葉が付いています。
他に「待望」「愛嬌」「真実は1つ」などの花言葉が付くため、交流中心のグループのシンボルに良いでしょう。
意見交換や研究するグループの場合、「真実は1つ」は、分断の原因になる考え方です。
「黄色いルピナス」
マメ科ハウチワマメ属(ルピナス属)の黄花品種です。
黄色の明るさと、びっしり花を付けた花穂の姿、語源の「ルパス(オオカミ)」が群れを作る習性などを合わせ、「多くの仲間」という花言葉が付きます。
他に、「貪欲」「空想」「想像力」など、多少引っかかる花言葉はありますが、人を勧誘する時などに贈ると意味が合います。
「フィカス・ベンジャミン」
クワ科イチジク属の常緑樹で、観葉植物として人気があります。
丈夫で環境を選ばず飾られる事から「融通の利く仲間」という花言葉が付くのです。
他の花言葉は「永遠の愛」「豊かさ」で、金払いの良い仲間に贈りたくなりますが、止めましょう。
人に贈るような花言葉ではありません。
仲間との関係は、こちらが「色々やってあげてる」と思う程度でようやくバランスが取れるものです。
「仲間」と似た意味の花言葉を持つ花
「仲間」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「ハートカズラ」には、仲間同士に必要な「助け合う」「協力」という花言葉が付きます。
「豊かさ」「一致協力」というのは、「ワラ(藁)」の花言葉になっており、会社向きでしょう。
他に「アサガオ(朝顔)」には「結束」「固い絆」という、広い意味の仲間との繋がりを表す花言葉が付きますが、少々愛情寄りです。
同様の花言葉は他にも多数あります。
まとめ
「仲間」という花言葉を持つ花は「フキノトウ」「黄色いルピナス」「フィカス・ベンジャミン」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「ハートカズラ」「ワラ」「アサガオ」の他、多数存在します。
グループの内容に合わせ、より良い花を選びましょう。
