スケジュールを尋ねたい時の敬語に、悩むことがあります。
「予定を聞く」の正しい使い方を見ていきましょう。
「予定を聞く」とは?
この場合の予定は、相手の日程のゆとりをあらわします。
他の業務が入っていない空白、可能な日時を尋ねることを表現しています。
「予定を聞く」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
打ち合わせや商談のため、まとまった時間が欲しいことがあります。
ただ一方的にこちらの決めたスケジュールを押し付けてしまうと「あいにくその日は先約が入っていて」と断られてしまう場合も。
丁重に相手の予定を聞くことが大切です。
一般的にスケジュールを聞く時の表現には「ご都合はいかがですか」や「ご都合のいい日時をお知らせください」等があります。
相手の予定を重んじる「ご都合」という言い回しを覚えて、潔いやり取りをしていきましょう。
「予定を聞く」を使った例文
・『幹事を任されたので、先輩の予定を聞きたいのですが』
・『〇〇様のご都合はいかがでしょうか』
・『以下の日程で、ご都合のいい日時はございますか』
「予定を聞く」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして丁寧な言い方を見ていきましょう。
「予定を聞く」の類似表現
似ている言い方に「空いていますか」があります。
飲食店で席が空いているか、尋ねる際に使われています。
また「送迎会を開きたいのですが、来週は空いていますか」と相手の都合を聞く時にも用いられています。
カジュアルな言い方なので、社内の会話文で用いてみましょう。
「予定を聞く」の敬語表現
丁寧な言い方に「ご都合はいかがでしょうか」や「ご都合のよろしい日時はございますか」が挙げられます。
「ご都合の良い日時を、お知らせいただきたく存じます」も適用できます。
またこちらが主導権を握って日程調整したい時は「上記の日程で」や「下記の日程で」という表現を取り入れて、こちらから3候補ほど日程を出し先方に選んでもらうのもおすすめです。
いいやり方を探っていきましょう。
「予定を聞く」の返答や返信例
こちらの都合を聞かれたら、予定を見て回答していきましょう。
「ご連絡ありがとうございます。
来週は出張が入っているため、〇日以降の午前中でしたら可能でございます」と返します。
まとめ
「予定を聞く」の敬語をお伝えしました。
丁寧な表現を学んで、言葉のやり取りを楽しんでいきましょう。