「一筋縄ではいかない」はどのような時に使う慣用句なのでしょうか。
今回は、「一筋縄ではいかない」の意味について解説します。
「一筋縄ではいかない」とは?意味
「一筋縄ではいかない」とは、「普通のやり方では通用しない」という意味を持つ慣用句です。
「一筋縄ではいかない」の概要
すぐ頭に思い浮かぶような当たり前の方法では通用しないときに用いる表現で、百戦錬磨の強者や癖の強い人物など誰もが思いつく普通の方ではあっさりと跳ね返されてしまうような相手に対して使います。
「一筋縄」とは真っ直ぐに伸ばされた一本の縄のことで、誰が見てもはっきりとわかる何の変哲もない様子の例えとして使われています。
ありきたりのやり方や広く知られている定石では効果が期待できない、つまり「やり方や手段を工夫する必要がある」という意味を表す慣用句です。
「一筋縄ではいかない」の言葉の使い方や使われ方
『一筋縄ではいかないやりにくい相手と対戦する』
『一筋縄ではいかないので変則的な作戦を試すことにする』
まとめ
「一筋縄ではいかない」という表現は普通のやり方が通じない厄介な相手に対して用いる表現です。
そのままのやり方では事態を打開できず手段を変える必要があるときに使いましょう。