この記事では、「ワナビー」の意味を分かりやすく説明していきます。
不思議な言葉を、今すぐ学んでいきましょう。
「ワナビー」とは?意味
「ワナビー」とは「~になりたい」と乙女心を抱いている人のこと。
叶わない夢にいつまでも、しがみついている人をあらわします。
現実逃避していて世間知らずな人をやじる、悪いニュアンスの言葉になります。
そのため使うシーンには、注意しておきましょう。
「ワナビー」というのは、とある英語から生まれたものです。
英語の願望をあらわす言葉に『want to be』があります。
これを発音したとき「わなびー」と読めることから、カタカナ語の「ワナビー」になりました。
理想ばかり追いかけていて、現実を知らない人。
上ばかり見ていて、不満ばかり並べている人が「ワナビー」です。
「ワナビー」の概要
「ワナビー」はいい年をしていて、夢ばかり追いかけている人を批判する言葉です。
とくに「小説家のたまご」に対して用いられる言い回しで「作家になりたい」「脚本家になりたい」と夢見ている人に使います。
パッとしない出来ばえの小説を出版社に何度も持ち込んでいたり、何年も文学新人賞に応募していたりする人が、このたぐいに入ります。
誹謗中傷めいた言葉なので、現実離れした夢ばかり語っている人に使います。
「もう少し、世間を見た方がいいよ」と忠告するニュアンスがこもっています。
また一部のユーザーの中には自虐ネタとして、自身のことを「ワナビー」という場合もあります。
「ワナビー」の言葉の使い方や使われ方
「ワナビー」はこのように使われています。
・『恥ずかしながら私にも、ワナビー時代がありました』
・『女流作家を目指す、いわゆるワナビーの映画が公開された』
・『彼女はもう5年以上、ワナビーをやっているみたいだよ』
「ワナビー」は立場をわきまえず、夢見がちな人のこと。
一般的には、作家のたまごに使います。
自虐ネタとして使うほか、批判するシーンで使われています。
才能のない人、箸にも棒にも掛からぬ人のことです。
蔑称のため、注意しながら使っていきましょう。
「ワナビー」の類語や言いかえ
「ワナビー」と似た言葉には、次のキーワードもあります。
・夢想家
・ドリーマー
・作家志望者
「ワナビー」とは、憧れを抱いている人に対する蔑称です。
そのため夢想家やドリーマーなどの言葉があてはまります。
「いつかは大物になってやる」と意気込んでいて、才能が伴っていない人に使います。
大きな夢を持つのは良いことですが、どこかで現実を見なくてはいけない場面も出てきます。
人生の厳しさを伝えているのが「ワナビー」です。
まとめ
「ワナビー」の意味と使い方を、おさらいしました。
「ワナビー」とは英語からやって来た言葉で「~になりたい」という訳があります。
そのためいい年をしていて、夢を追いかけている人に使います。
売れない「作家のたまご」も意味します。
現実の厳しさをリアルに伝えている、もの悲しい言葉です。