この記事では、「モラハラ」と「夫婦喧嘩」の違いを分かりやすく説明していきます。
「モラハラ」とは?
「モラハラ」とは、「企業や家庭において、言動や振る舞いで相手を傷付け精神的に追い詰める行為のこと」という意味です。
「モラハラ」の言葉の使い方
「モラハラ」は「モラル・ハラスメント(moral harassment)」を略した言葉です。
海外でも通じますが、「emotional abuse(感情的虐待)」「mental hurrasement(精神的嫌がらせ)」と言うことが多くなります。
「モラル」は「道徳・倫理」という意味、「ハラスメント」は「嫌がらせ」という意味、直接暴力を振るうのではなく、人格を否定する様なことを言ったり、無視したり、怒った態度を取るなど、言動や振る舞いで弱い者を精神的に追い詰めることに使われます。
「夫婦喧嘩」とは?
「夫婦喧嘩」は「ふうふげんか」と読みます。
意味は「夫婦の間で言い争ったりもめたりすること」です。
「夫婦喧嘩」の言葉の使い方
「夫婦喧嘩」は、家庭内で夫婦の間に生じるもめごとに使われます。
「モラハラ」の場合は強い者が弱い者を傷付ける行為ですが、「夫婦喧嘩」の場合、原因や力関係は様々で、お互いが対等のこともあれば、一方的に責め立てられることもあります。
基本的に、口げんか程度ですぐに仲直りできる場合がほとんどですが、中には離婚にまで至る場合もあります。
「モラハラ」と「夫婦喧嘩」の違い
「モラハラ」は「企業や家庭において、言動や振る舞いで相手を傷付け精神的に追い詰める行為のこと」です。
「夫婦喧嘩」は「夫婦の間で言い争ったりもめたりすること」です。
「モラハラ」の例文
「モラハラ」の例文は以下の通りです。
・『モラハラ夫に耐え切れず離婚する』
・『上司からモラハラを受け、無能呼ばわりされる』
「夫婦喧嘩」の例文
「夫婦喧嘩」の例文は以下の通りです。
・『いつも仲良く見えるが、夫婦喧嘩も多い』
・『夫の浮気疑惑をめぐって夫婦喧嘩する』
まとめ
今回は「モラハラ」と「夫婦喧嘩」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。