「ミルク」と「バニラ」はどちらも食べ物に関係する言葉ですが、意味が異なるため区別して覚えることが必要です。
この記事では、「ミルク」と「バニラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ミルク」とは?
「ミルク」は英語の“milk”が由来のカタカナ語で、「乳、特に牛乳」を意味する言葉です。
そのほか、練乳やコンデンスミルク、乳児が飲む粉ミルクといった「牛乳の加工品や乳製品」、「乳液タイプの化粧品」という意味も持っています。
「バニラ」とは?
「バニラ」は英語の“vanilla”をカタカナで読んだ言葉で、「ラン科に属する蔓植物」を意味します。
また、上記の果実に含まれる芳香成分を抽出した「バニラエッセンスの略称」や、「バニラエッセンスで香り付けしたアイスクリーム」という意味で使用されることもあります。
「ミルク」と「バニラ」の違い
「ミルク」と「バニラ」の違いを分かりやすく解説します。
「ミルク」は「乳」特に「牛の乳である牛乳」を意味します。
また、練乳や乳児用の粉ミルクなど「乳製品、牛乳を用いた加工品」という意味や、皮膚に塗布する「乳液状の化粧品」という意味でも普及しています。
一方、「バニラ」は「ラン科に属する蔓植物」を意味するほか、「上記の植物の果実からとったバニラエッセンスの略称」という意味もあります。
また、「バニラエッセンスで香りをつけたアイスクリーム」という意味もあり、「バニラ味のアイス」などのように使われています。
なお、アイスクリームの味としては「ミルク味」と呼ばれるものも展開されています。
見た目は「バニラ味」のアイスとよく似ていますが、「ミルク味」のアイスは「ミルクの濃厚な風味」がより楽しめるのに対し、「バニラ味」のアイスは「バニラ特有の甘く華やかな香り」が楽しめるといわれています。
まとめ
「ミルク」は「牛乳」「牛乳の加工品や乳製品」「乳液タイプの化粧品」を示し、「バニラ」は「ラン科の蔓植物」「バニラエッセンスの略称」「バニラエッセンスで香り付けしたアイスクリーム」を示します。
アイスクリームにおける両者の違いもチェックしておきましょう。
ぜひカタカナ語の違いを知る参考にしてください。