この記事では、「ベネフィット」と「メリット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ベネフィット」とは?
「ベネフィット」は「benefit」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。
1つ目は「利益の為になること」という意味で、金銭的だけではなく、自分達が有利になる助けとなることです。
2つ目は「給付金」「手当」という意味で、保険会社や組合などからの給付金や、福祉に関する手当などのことです。
3つ目は「慈善事業」という意味で、個人的な目的で行われる募金や興行などのことです。
4つ目は「恩恵を受ける」という意味で、何かしら有利になることです。
上記に共通するのは「ためになる」という意味です。
「ベネフィット」の使い方
「ベネフィット」は「利益の為になること」「給付金」「手当」「慈善事業」「恩恵を受ける」という意味で使われます。
名詞として「ベネフィットがある・ない」「ベネフィットを受ける・受けた」などと使われます。
基本的に、ためになることや、有利になることや、個人的な目的で行われる慈善事業に使われる言葉です。
「メリット」とは?
「メリット」は英語の「merit」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。
1つ目は「素晴らしい価値がある」という意味で、賞賛するほど素晴らしい本質があることです。
2つ目は「手柄や功績」という意味で、素晴らしい成果が見込まれることです。
3つ目は「得をすること」という意味で、あるものごとを実行するとそれ以上に利点があることです。
上記に共通するのは「利点がある」という意味です。
「メリット」の使い方
「メリット」は「素晴らしい価値がある」「手柄や功績「得をすること」という意味で使われます。
名詞として「メリットがある・ない」「メリットが大きい・小さい」などと使われます。
基本的に、賞賛するほど素晴らしい価値があることや、それをすることで得することに使われる言葉です。
「ベネフィット」と「メリット」の違い
「ベネフィット」はためになること」「有利になること」「個人的な目的で行われる慈善事業」という意味です。
「メリット」は「賞賛するほど素晴らしい価値があること」「それをすることで得すること」という意味です。
「ベネフィット」の例文
・『チームを応援するベネフィットコンサートが行われる』
・『これは会員だけではなく家族にもベネフィットがある』
・『失業した時にベネフィットを受ける為に保険に入る』
・『企業を誘致すれば地域でベネフィットを受けられる』
「メリット」の例文
・『それをしてもこちらには何のメリットもない』
・『このシステムを導入すれば時短というメリットがある』
・『私を採用すれば御社にとって大きなメリットがあります』
・『1階に住めば階段の上り下りが楽になるというメリットがある』
まとめ
今回は「ベネフィット」と「メリット」について紹介しました。
「ベネフィット」は「ためになること」、「メリット」は「得すること」と覚えておきましょう。
