「フェイズ」と「フェーズ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「フェイズ」と「フェーズ」の違いとは? 言葉の違い【2語】

1974年に公開されたアメリカの極めて上質な昆虫パニック映画に「フェイズIV」というものがあります。

日本の題名は「戦慄!昆虫パニック」という情けないものでしたが、小さいが知能が高いアリを主役にしたものでした。

それでは、この「フェイズ」とはどういう意味でしょうか。

また、「フェーズ」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「フェイズ」「フェーズ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「フェイズ」とは?

「フェイズ」とは、英語の「phase」をカタカナ表記したもので、何かを進めて行く上での「段階」とか「局面」のような意味で使われる言葉です。

表記としては英語の発音に近いため、最近ではこちらの言い方を使うことが多くなっています。

「フェーズ」とは?

「フェーズ」とは、前述の「フェイズ」と同じく、英語の「phase」をカタカナ表記したもので、意味も同じです。

「フェイズ」と「フェーズ」の違い

「フェイズ」「フェーズ」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、英語の「phase」を日本語として使用しているものですがどこが違うのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら意味としては全く同じですが、「フェーズ」の方が昔から使われている表現であるということになります。

したがって、「フェイズ」を使っておけば何か新しい感じが伝えられるし、少しだけではありますが格式が加わってきます。

「フェイズ」の例文

・『アジャイルをベースに開発してきましたが、それぞれの「フェイズ」はやはり重要です』
・『新しい薬の臨床試験はすべて「フェイズ」分けして行われています』

「フェーズ」の例文

・『ウォーターフォール型のプロジェクトの要件定義が完了して、開発の「フェイズ」に入ります』
・『このプロジェクトには「フェーズ」に関わらない大きな課題がある』

まとめ

この記事では、「フェイズ」「フェーズ」の違いを、解説してきました。

序文でご紹介した「フェイズIV」という映画ですが、監督のソール・バスは元々は映画のポスターやアートワークなどを作成しており、キューブリックやワイズなどの多くの作品に関わっています。

その中でも最も有名なのがヒッチコックの「めまい」のポスターでしょう。

極めて印象が強いものなので見たことがある人は必ず覚えているでしょう。

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