この記事では、「ヒラメ」と「カレイ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ヒラメ」とは?
「ヒラメ」とは、カレイ目ヒラメ科に属し、主に太平洋の西部で漁獲される食用になる魚類です。
見た目が以下に解説する「カレイ」とよく似ているのは、このカレイ目に属する同士という点からで、見分け方を知らないと、どちらがどちらか区別が付かないほどです。
その見分け方ですが、体の左に目が付いているのがこの「ヒラメ」で、右にあるのが「カレイ」です。
共に片側にしか目が付いていない魚の為、このように簡単に見分けることができますが、それ以外の点ではとてもよく似ています。
食材としては、白身魚で淡白な味が特徴となっており、生のまま刺身や寿司にされることが多いです。
「カレイ」とは?
「カレイ」は、先の説明のように右側に目が付いていることで区別ができるカレイ目カレイ科に属する魚類の総称です。
こちらも白身魚で、刺身や寿司としても食用されますが、日本では煮付けにする調理法が有名です。
また、「ヒラメ」より成長が遅く、成魚になるには数年を要する為、ヒラメと比較してそれほど漁獲量がありませんが、価格としてはそう変わるものでもありません。
それは、「ヒラメ」の方が寿司ネタとして好まれている為だと考えていいでしょう。
「ヒラメ」と「カレイ」の違い
「ヒラメ」と「カレイ」の違いを、分かりやすく解説します。
前述のように、「左ヒラメに右カレイ」という覚え方で、これらは外見から簡単に区別できます。
ただし、上下が逆さまになると逆になってしまうので、その上下を間違えないように注意してください。
俗に言われる簡単な区別として、同じく「ひ」が付く「左」が「ヒラメ」だと覚えておくといいでしょう。
その逆が「カレイ」になるので、片方だけがきちんと分かれば充分です。
まとめ
「ヒラメ」と「カレイ」は、このような違いになります。
よく似た魚ですが、「カレイ」の方が多少庶民的な食材だと考えることができ、「ヒラメ」は高級魚の1つとも言われることがあります。
