「ニアピン」はどんな様子を表す言葉なのでしょうか。
今回は、「ニアピン」の意味について解説します。
「ニアピン」とは?意味
「ニアピン」とは、「ゴルフ用語でボールをピン側につけること」もしくは「とても近いこと」を意味する言葉です。
「ニアピン」の概要
本来はゴルフ用語であり打ったボールがカップの位置を示すために立てられているピンの近くに落ちることを表します。
英語で「?の近く」のことを「near」ということから「ピンの近く」で「ニアピン」です。
本来はゴルフ用語でありゴルファーのみが使っていましたが、現在ではゴルフボールとピンだけではなく「物事が接近していること」「正解までの差がわずかででとてもおしいこと」という意味で使われています。
このような意味で使われるようになったのは1983年から放送開始された人気クイズ番組「世界まるごとハウマッチ」がはじまりです。
番組の司会者である大橋巨泉は大のゴルフ好きで知られており、番組内での得点にもゴルフ用語を導入します。
番組内で正解と完全一致したピタリ賞のことを「ホールインワン」、正解との差がわずかでとても近い答えを「ニアピン」と呼んだことから「正解に非常に近いこと」という意味が広まったとされています。
「ニアピン」の言葉の使い方や使われ方
『アプローチをニアピンに寄せバーディーのチャンスだ』
『その答えは正解ではないがニアピンだ』
まとめ
本来はゴルフ用語だった「ニアピン」ですが現在では派生した意味合いのほうで広く使われています。
元々ゴルフ用語だったということを知らないで使っている人も多くいますがこの機会に本来の意味を知っておきましょう。