「シロフォン」と「マリンバ」の違いとは?分かりやすく解釈

「シロフォン」と「マリンバ」の違い 言葉の違い【2語】

この記事では、「シロフォン」「マリンバ」の違いについて紹介します。

シロフォンとは?

木製の鍵盤打楽器の1つで、英語では「Xylophone」と書きます。

シロフォンではなく、ザイロフォンと呼ばれる場合もあります。

木製の音板をピアノの鍵盤のように並べてあり、木琴に分類されます。

シロフォンの音板には、堅い材質の木が用いられています。

ローズウッドやカリン、紫檀等があります。

シロフォンの音域は3オクターブ半ですが、メーカーによっては4オクターブのものもあります。

マレットと呼ばれるばちで叩いて音を出します。

マレットを2本使って演奏するのが基本ですが、4本使ったり6本使ったりして演奏することもできます。

マリンバとは?

マリンバも木製の鍵盤打楽器の1つで、木琴に分類されます。

英語では「Marimba」と書きます。

木製の音板でできている鍵盤をマレットで叩いて音を出します。

鍵盤は広く厚く作られているので、深みのある音色を奏でることができます。

マリンバの音域には、4オクターブから5. 6オクターブまであります。

マリンバのルーツはアフリカにあり、マリンバの「リンバ」は木の棒を指す言葉です。

「マ」は複数という意味があるので、複数の木の棒からなる楽器という意味になります。

19世紀にグアテマラで改良されたものが現在のマリンバの原型となっています。

シロフォンとマリンバの違い

シロフォンとマリンバはどちらも木琴の一種で、見た目もよく似ています。

シロフォンの方がマリンバよりも高い音域を受け持つことが多く、はっきりと目立つ音がします。

それに対してマリンバは低い音域を受け持つことが多く、柔らかくまろやかな音で控え目な印象があります。

また、音板の裏側はマリンバの方は大きくえぐれていますが、シロフォンは波打っているところにも違いがあります。

まとめ

高い音域でしっかり目立つ音なのがシロフォンで、低い音域で柔らかい音なのがマリンバです。

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