「オレンジのスイートピー」は、マメ科レンリソウ属のオレンジ花品種です。
スイートピーの名は、甘い香りのするマメ科植物という意味になります。
花は柔らかな花弁で形が判別しにくいですが、蝶型と呼ばれる構造です。
今回は、「オレンジのスイートピー」の花言葉について解説します。
「オレンジのスイートピー」の花言葉
「門出」「素敵な時間をありがとう」「優しい思い出」といいます。
卒業式シーズンの花として定着しているため、それを思わせる花言葉が並びます。
卒業式のディスプレイや、定年退職する人への贈り物などに向きます。
一方、特に去る予定がない人に贈ると、「いなくなれ」という嫌がらせになるのでやめましょう。
「門出」
スイートピーに共通する花言葉ですが、特に「オレンジのスイートピー」の花言葉とする事もあります。
陽光の色でもあるオレンジは、晴れた春の日、校門を出て行く卒業生達のイメージとよく合います。
日本の3月は比較的降水量が少ないため、実際の記憶でも晴れだったという人は多いでしょう。
門出はめでたいものですが、その先が決まっていないと何とも不安なものです。
就職が決まらず意図的に留年した、という話もあります。
何の肩書きもなくなるというのは不安なものでしょう。
ですが、その気分を知っておく事も、1つの財産になるものです。
卒業式などの、門出を迎える人へ贈るのに向く花言葉です。
文字通りの意味として、玄関先に飾るのも良いでしょう。
「素敵な時間をありがとう」
オレンジの柔らかく甘やかなイメージから付いた花言葉です。
楽しい時間はすぐに過ぎていきます。
逆に辛い時間はいつまでも終わりません。
そして、大して面白くもないけれど、膨大に時間が過ぎていくものもあります。
一生を素敵な時間だけで埋め尽くせたらどんなに幸せだろうと思うかも知れません。
ですが、人生の大半は案外、どうでも良い時間で埋まっています。
素敵な事がないとぼやくよりも、悪い事がなかったのを喜ぶ気持ちから始めると、喜びの多い良い人生になっていくでしょう。
友人やチームメイト、演者など、何かしら、楽しく素敵な時間を過ごさせてくれた人へ贈り、感謝や喜びを伝えるのに向く花言葉です。
「優しい思い出」
スイートピーに共通する花言葉です。
優しく甘い香りは、思い出と結びつきます。
香りは言葉として記憶されず、エピソードの1部として処理されやすいからです。
優しい思い出に嫌な事は出て来ません。
本当はあったとしても、思い出に収納する過程で取り除かれてしまいます。
辛い思い出ばかり浮かんでしまう時は、特別に何かしようと考えず、ただ時間が丸くしてくれるのを待つだけで良いのです。
良い思い出を形にしたものとして、部屋へ飾るのに向く花言葉です。
思い出を共有した友人へ贈るのも良いでしょう。
まとめ
「オレンジのスイートピー」は、明るく可愛らしい花です。
花言葉を知れば、更に懐かしい気持ちも加わるでしょう。
花を、より意味深くしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。