アガパンサスという花をご存じでしょうか。
アガパンサスは南アフリカ原産で、別名ムラサキクンシランとも言います。
ヒガンバナ科アガパンサス(ムラサキクンシラン)属で、ひとつの株で毎年花を咲かせてくれる多年草です。
今回はアガパンサスの花言葉について詳しく見ていきましょう。
アガパンサスの花言葉「恋の訪れ」「愛の始まり」
アガパンサスの学名は『Agapanthus』。
これはギリシャ語で愛を意味する「agape」と花を意味する「anthos」から付けられたものです。
この名前から「恋の訪れ」や「愛の始まり」という花言葉が与えられました。
仄かなときめきを感じている人、控えめに恋を伝えたいときなどに贈るのにふさわしい花といえるでしょう。
アガパンサスの花言葉「ラブレター」
アガパンサスの花言葉で海外でも使われる有名なものに「ラブレター」というものがあります。
由来は、主にヨーロッパで想い人や恋人に贈る花とされてきたため。
古くから愛の告白に勇気を添えてくれる花だったアガパンサスを、恋のお守りとして選んでみてはいかがでしょうか。
青いアガパンサスの花言葉「知的な装い」
青いアガパンサスには別に「知的な装い」という花言葉も与えられています。
すっきりとした姿と涼しげな青色を持つアガパンサスが凛と風に揺れるさまには、深い知性と品位が感じられます。
知的なイベントや発表会の贈り物に選ぶにはぴったりの花です。
白いアガパンサスの花言葉「誠実な愛」
白いアガパンサスにも特別な花言葉があります。
愛の名を語源に持つアガパンサス、とりわけ穢れない白い花には「誠実な愛」という意味が込められました。
結婚や真剣な交際を望んでいる相手には、白いアガパンサスを贈るのがよいでしょう。
アガパンサスの花色
アガパンサスは夏に盛りを迎える花で、花色は涼しさを感じさせる青から紫、ピンク、白、また希少ではありますが褐色のものもあります。
花色も濃いものから薄いものまでさまざまありますので、好みや贈る相手のイメージに合わせて選ぶことができます。
まとめ
アガパンサスが花の盛りを迎えるのは5月から7月ころ。
憂鬱な梅雨の時期でも、小さなユリに似た花を次々に咲かせて心をなごませてくれる花です。
切り花にしても丈夫で花もちが良く、長く観賞できるのでプレゼントとしても最適な花といえます。
恋の始まりに、知的な憧れの人に、アガパンサスの花を贈ってみてはいかがでしょうか。