この記事では、「よろしいでしょうか」と「よろしいですか」の違いを分かりやすく説明していきます。
「よろしいでしょうか」とは?
「よろしいでしょうか」とは、「相手に対して許可を取る、より丁寧な表現」です。
相手に提示したものが、良いか悪いか、認めるか認めないかについて、相手の意見を聞くことを表します。
「よろしいでしょうか」の言葉の使い方
「よろしいでしょうか」は、ビジネスだけではなく日常でも使われます。
「よろしい」は「よい」の丁寧語、「でしょうか」は丁寧語「です」の未然形「でしょ」に、推量の意味の助動詞「む」、疑問の終助詞「か」が付いた語です。
全体で「よいだろうか」の敬語表現になり、自分の推察を含むことで、より遠回しでへりくだったニュアンスになります。
「よろしいですか」とは?
「よろしいですか」とは、「相手に対して許可を取る丁寧な表現」です。
上で紹介した「よろしいでしょうか」よりもストレートな表現で、相手の返事が欲しいことを表します。
「よろしいですか」の言葉の使い方
「よろしいですか」は、ビジネスだけではなく日常でも使われます。
「ですか」は丁寧語「です」に疑問の終助詞「か」が付いた語です。
全体で「よいか」の敬語表現になり、遠回しなニュアンスではなく、直接相手にイエス・ノーをゆだねるニュアンスになります。
失礼な表現ではありませんので目上の人にも使えますが、最終的な決断を迫る時などにも使います。
「よろしいでしょうか」と「よろしいですか」の違い
「よろしいでしょうか」は「よいだろうか」の敬語表現、自分分の推察を含むことで、より遠回しでへりくだったニュアンスです。
「よろしいですか」は「よいか」の敬語表現、直接相手にイエス・ノーをゆだねるニュアンスです。
まとめ
今回は「よろしいでしょうか」と「よろしいですか」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
