「やかん」と「ケトル」は、どのように違うのか具体的に説明していきます。
「やかん」とは?
「やかん」は原則的に金属製で、その中に水を入れておく、または火にかけて使います。
その金属にも種類があり、アルミニウム製やアルマイト製のものが有名です。
主にお湯を沸かす為に使われるものですが、特定の液体の一時的な保管や注ぐ為に使われることもあります。
尚、使われている金属によって、お湯を沸かす時にかかる時間に差が出てきます。
熱伝導率の高いアルミニウム製や銅製のものだとそれが早く、すぐにお湯を作りたい場合には便利なものの、冷めにくさとはまた別で、そちらはステンレス製のものが一番優れていると言われています。
「ケトル」とは?
「ケトル」もお湯を沸かす為に利用するものですが、こちらは火にかけて使うのではなく、電気(コンセント)によって使用する機器です。
ガスコンロが無くてもお湯が沸かせるという点では電気ポットと似た存在ですが、そちらにある保温機能が付いていません。
その為、電気ポットの簡易型だという考え方ができますが、沸かす早さはその何倍も早く、すぐにお湯が使いたい場合にはこちらの方が向いています。
つまり、ともかく早くお湯を沸かす為の機器だと考えていいでしょう。
「やかん」と「ケトル」の違い
「やかん」は火にかけて使い、「ケトル」は電気コードを繋いで使うものです。
お湯を沸かす早さでは「ケトル」に軍配が上がるものの、それほど大きなタイプが存在しない為、一度に大量のお湯が必要な場合にはやかんの方が便利です。
また、ケトルは電気のコンセントがないと一切利用できないことも覚えておかないといけません。
まとめ
「やかん」と「ケトル」の違いは、以上になります。
それほどお湯を使わない一人暮らしの人にはケトルが人気のようですが、沸いた後にすぐに冷めてしまうのが難点と言えるので、その点には注意してください。