「とても」と「めっちゃ」の違いとは?分かりやすく解釈

「とても」と「めっちゃ」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「とても」「めっちゃ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「とても」とは?

「とても」とは、「程度が大きいこと・たいへん・非常に」を意味している副詞の言葉です。

「とても」は、「とてもかくても」の略語になっています。

例えば、「とても綺麗な景色でした」「今日の試合はとても疲れました」などの例文で使えます。

また「とても」「どうやっても・どうしても・到底」といったどうしても実現できないの意味合いもあります。

例えば、「とても彼には敵いません」「とても自分には無理です」のように、「後に打ち消しの表現を伴って使う」というかたちで使うことができます。

「めっちゃ」とは?

「めっちゃ」とは「滅茶苦茶(めちゃくちゃ)の略語」で、「程度がはなはだしいさま・すごく・非常に」といった意味を持っています。

はじめは関西地方の若者言葉として方言のように使われていましたが、今は関東地方含む全国区でも通じる現代語の一つになっています。

例えば、「めっちゃ楽しい一日だった」「めっちゃ美味しいタピオカがあるよ」といったちょっと砕けた感じの話し言葉としてよく使われます。

「とても」と「めっちゃ」の違い!

「とても」「めっちゃ」の違いを、分かりやすく解説します。

「とても」「めっちゃ」「程度がはなはだしいこと・程度が大きいこと」を意味している点は同じで、「非常に・たいへん・すごく」といった別の言葉にも言い換えられます。

「とても」は老若男女問わずどの年齢層にも使われている一般的な言葉ですが、「めっちゃ」は中高年層で使う人が少なくて若者層で使う人が多い違いがあります。

「とても」には「とても自分にはできない」の文章のように、「どうしても(実現できない)・到底」といった意味合いがありますが、「めっちゃ」にはその意味合いはありません。

また「とても」「とてもかくても」が語源になっていますが、「めっちゃ」「滅茶苦茶」が語源になっている違いも指摘できます。

まとめ

「とても」「めっちゃ」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「とても」とは「程度が大きいこと・たいへん」「どうやっても」を意味していて、「めっちゃ」「滅茶苦茶(めちゃくちゃ)の略語・程度が非常にはなはだしいこと・すごく」を意味していて若者が好んで使うという違いがあります。

「とても」「めっちゃ」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。

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