「そして」と「それから」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「そして」と「それから」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「そして」「それから」の違いを分かりやすく説明していきます。

「そして」とは?

前に述べた事柄に続き、別の事柄を付け加えることを意味する言葉です。

「そして」という言葉は、前の事柄と後の事柄が同じような動作や状態を表す際に使用されます。

また、「そして」は、前の事柄に対して、後の事柄を補う説明や結果を示すときにも使われます。

このように、「そして」は前後の事柄が同じ主語や目的語を持つ場合や、因果関係がある場合に使うと言えるでしょう。

「それから」とは?

「そして」と同様に、前に述べた事柄に続き、別の事柄を付け加えることを意味する言葉です。

「それから」という言葉は、前の事柄と後の事柄が異なる動作や状態を表す際に使用されます。

また、「それから」は、前の事柄を終えた後に、新たな事柄を始めるときにも使われます。

このように、「それから」は前後の事柄が異なる主語や目的語を持つ場合や、時間的な順序がある場合に使用すると言えるでしょう。

「そして」と「それから」の違い

「そして」「それから」の違いを、分かりやすく解説します。

「そして」「それから」は、共に、前に述べたことに続いて、何かを付け加えるときに使う接続詞ですが、少しニュアンスが違います。

「そして」は、前に述べたことと同じような事柄を後に述べるときに使います。

その一方で、「それから」は、前に述べたことに加えて、別の事柄を後に述べるときに使います。

このように、「そして」は前後の事柄が同じ種類やレベルにあるときに、「それから」は前後の事柄が異なる種類やレベルにあるときに使い分けます。

また、「そして」は書き言葉として、「それから」は話し言葉として用いることが多いと言えるでしょう。

「そして」の例文

・『彼は勉強、そして、スポーツも万能なので、まさに超人だ』
・『彼女はとても優しい人でした。そして、これからの私たちの幸せを願ってくれていました』

「それから」の例文

・『それからというもの、彼女は私たちの前に姿を現すことはなかった』
・『今日は定時で仕事を終え、それから友人たちと飲みに行く予定だ』

まとめ

「そして」「それから」は、どちらも前の事柄に後の事柄をつけ加える接続詞ですが、ニュアンスに違いがあります。

一般的に、「そして」は書き言葉で、「それから」は話し言葉で使われることが多いと言えます。

また、「それから」の方が、後の事柄を強調したり、時間的な順序を示したりすることが可能です。

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