この記事では、「そう言って頂けて安心しました」の意味を分かりやすく説明していきます。
「そう言って頂けて安心しました」とは?意味
「そう言って頂けて安心しました」の意味は以下の通りです。
1つ目は「自分がしたことで相手に迷惑がかかっているのではと心配している時に、相手からそうではないと言われた時の返事」という意味で、相手の言葉を聞いて良かったと思う気持ちを表現しています。
2つ目は「相手が何か不満を感じているのではと心配している時に、相手からそうではないと言われた時の返事」という意味で、自社製品に不満や不都合を感じているのではないと分かって良かったと思う気持ちを表現しています。
3つ目は「相手から誉め言葉や前向きな言葉を聞いた時の返事」という意味で、自社商品をほめられたり、今後も取引を続けたいなど良い言葉を聞いた時に嬉しいと思う気持ちを表現しています。
上記に共通するのは「相手の言葉を聞いて嬉しい」という意味です。
「そう言って頂けて安心しました」の概要
「そう言って頂けて安心しました」は、完全な敬語表現、または謙譲表現ではありません。
後に紹介しますが、この表現で謙譲語は「頂く」だけで、「しました」は丁寧語、「言う」が普通の動詞ですので、尊敬語として不十分です。
「そう言って頂けて安心しました」は、社内の人や、取引先でも担当者レベルの人に対して使われる言葉で、目上の人に対して使うべきではありません。
「そう言って頂けて安心しました」の言葉の使い方や使われ方
「そう言って頂けて安心しました」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
『そう言って頂けて安心しました、今後ともご期待にお応えできる様に頑張ります』
相手から自社商品に対して良い評価をされた時に、安心すると共にこれからも努力を続けることを伝える表現です。
『そう言って頂けて安心しました、二度とこのようなことがない様に十分留意してまいります』
相手に迷惑をかけてしまった時に、寛容な言葉かけられて、安心すると共に同じ様なミスを二度と起こさないことを誓う表現です。
「そう言って頂けて安心しました」の類語や言いかえ
「そう言って頂けて安心しました」の類語や言いかえは以下の通りです。
「その様におっしゃって頂き、安心いたしました」
尊敬語を使うことで、より相手を敬う気持ちを伝える表現です。
「その様に言って頂けて救われました」
「救われる」は「助けられる」で、相手の発言により、自分の立場や気持ちが助けられることを表しています。
「その様なお言葉を頂き、ありがたく存じます」
相手の言葉に対して安心するだけではなく、感謝の気持ちを伝えています。
まとめ
今回は「そう言って頂けて安心しました」について紹介しました。
「そう言って頂けて安心しました」は、「相手の言葉を聞いて安心したことを伝える返事」と覚えておきましょう。
