この記事では、「しいたけ」と「どんこ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「しいたけ」とは?
「シイタケ」は、食用が可能なキノコでシイという植物の枯れ木に繁殖する菌類が成長することで食用可能なキノコとなることです。
なので、注意してほしい点においては、シイの木にキノコが実っている=「しいたけ」であるということではない点です。
シイの木に実るのは別に「しいたけ」ではない可能性もあり、キノコ菌が繁殖できれば毒キノコの可能性もあるので安易にシイの木だから、実っているのは、「しいたけ」であると考えるのはやめましょう。
「どんこ」とは?
「どんこ」は、「しいたけ」のことで、「しいたけ」が成長してキノコの傘が大きく成長したものです。
「どんこ」は、成長していく過程で肉厚になる点が「しいたけ」とことなり、肉厚になりかつ出汁のうまみ成分も増えているという特徴があります。
だから「どんこ」が「しいたけ」よりも高いのは、成長してうまみが増えたことと肉厚の触感が楽しめるが故です。
「しいたけ」と「どんこ」の違い
両者の違いは、成長した同じキノコであるかどうかです。
「しいたけ」は、「しいたけ菌」がシイの木に付着して成長したもので単なる食用キノコです。
このきのこが成長して傘が開いて大きくなり肉厚になるとお高い「どんこ」になります。
なので、両者は同じキノコでありながら、成長してお高くなるのが「どんこ」で、「しいたけ」は、キノコというだけで完全に成長していない食用キノコです。
まとめ
「しいたけ」については、しいたけ菌があれば、実は、シイの木である必要性はなく、樫の木でも「しいたけ」を作り出すことは可能です。
このきのこはあくまで、大きく成長していないというだけで、平たく言えば、しいたけ菌が成長して食用になっただけです。
逆に、「どんこ」は、「しいたけ」が成長して大きくなり傘が開くことで成長が完了し高額な「しいたけ」になります。
なので、両者は同じキノコなんですが、違いは成長してお高くなるか未成熟であるかです。
