この記事では、「ざっくり」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「ざっくり」の意味
「ざっくり」の意味は以下の通りです。
1つ目は「大ざっぱなこと」です。
ルーズで細かいことを気にしない様子をあらわします。
仕事で用いる時に「ざっくりで良いので」というと「詳細はあとで相談するので、全体像だけ見せてください」という意味になります。
よく用いられる言葉なので覚えておくと良いでしょう。
また2つ目は「ナイフなどで、断ち切ること」をあらわします。
ぱっくり割れた様子を伝えています。
3つ目は「ニットを、あらく編む状態」をいいます。
例えばざっくりとした織物というと、太い毛糸をつかってランダムに編んだ様子を伝えています。
全体像や、大ざっぱな様子をあらわす言葉です。
「ざっくり」のポジティブな言い換え
「ざっくり」のポジティブな言い換えは以下の通りです。
・『ざっと』
日常会話で出てくるのが「ざっと」です。
几帳面にやらず、短時間で済ませることをあらわします。
「ざっとで良いのでお願いします」という風に使います。
・『ざくっと』
ざくっとも「ざっと」と同じように、大らかに取り組む様子をあらわします。
こちらもカジュアルな表現で、おもに会話文で使います。
・『だいたい』
だいたいとは、おおよそをあらわします。
完璧に仕上げなくても、七割方完成すれば良しとする時に使います。
「お忙しいと思うので、だいたいで構いません」と使います。
「ざっくり」の類語や言い換え
「ざっくり」の類語や言い換えは以下の通りです。
・『適当』
適当とは、本来はほどよい加減をあらわします。
その状態に噛み合う、ベストな塩梅です。
ただ現代では「手を抜いて仕事をする」というネガティブな意味でも使われています。
いい加減で雑なニュアンスも含まれるので、仕事のシーンでは気を付けて使いましょう。
・『雑』
細かいことを気に留めず、手数を省いてしまう様子をあらわします。
こちらも心がこもっていない、粗悪なニュアンスが含まれているので気を付けましょう。
・『レジュメ』
フランスの言葉で、まとめを示します。
細かいことを書かず、簡単に内容を伝えたものをあらわします。
「レジュメを出してください」と言われたら、全体像を分かりやすくまとめた資料をいいます。
まとめ
今回は「ざっくり」について紹介しました。
「ざっくり」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。