「ご要望には添いかねます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご要望には添いかねます」とは? ビジネス用語

「ご要望に添いかねます」とは?

言葉の使い方・言い換えを徹底解釈します。

「ご要望に添いかねます」とは?

相手の要望を丁寧な表現で断る表現方法です。

「ご要望に添いかねます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使う時の注意点

注意点1
ビジネスでは普通に使えますが、身近な人に対してはつかわないことが一般的とされています。

注意点2
そうと言う漢字には「沿う」「添う」があり、どっちが正しいのか、どっちを使った方が良いのかと悩む方もおられるでしょう。

その時はそれぞれの他の使い方で見て、覚えておくと、どっちだっけとなることは少ないです。

どちらでも問題はありませんが、「道に沿って」「人に寄り添う」の様にそうは使っています。

相手の希望を叶えてあげられなくて申し訳ない、非常に残念と言う気持ちを前面に出したいのであれば、「添う」の方がベターです。

注意点3
自分側に失態はないですが、相手の要望を断るわけですから、謝罪の言葉を先に述べ、断りの言葉を述べる形、即ち、複数の文章で、構成してきさいするのがマナー的なやり方です。

但し、謝罪は謝罪の一文、断りは断りの一文に分けて、記述しましょう。

長い一分は読みづらいのでNGです。

注意点4
「ご要望に沿いかねます」「ご希望にお応えできかねます」と言う使い方をするのでしょうか。

ビジネスにおいて、人と人のつながりは多く持っている人は上手くやって行けます。

友達関係の様な人のつながりを言っているわけではありません。

あくまでも、仕事のパートナーの様な存在です。

今回は人手・工数不足、他の仕事とのバッティング、時間に余裕が無いので断る事になるが、別の機会であれば、仕事は可能であることは良くある事です。

また、社会人と言う大人なので、相手の方に不快な思いをさせたくないので、きっぱりとできませんと断るのではなく、謝罪文を沿えて、相手に角を立てることなく、やんわりと断りたいので、このようなフレーズを用います。

「ご要望にお応えできません」も同様に使うビジネス用語です。

当方側にミスが合って謝罪する訳では無いので、相手の気持ちを考えて謝罪するのがベターです。

注意点5
社内秘の言葉がある様に、社外に社内の情報を漏らすことはNGですが、今回、断る理由を沿えておくと、相手も納得しやすく、謝罪、断り、理由がセットになると覚えておきましょう。

「ご要望に添いかねます」の正しい文章表現

「非常に残念ですが、人と工数を確保できず、今回は、ご要望に添えず、申し訳ありません」が正しい表現です。

いかがでしょうか、単に、「ご要望に添う事はできません」と言う表現よりも、断る理由も分かり、相手は不愉快な気持ちにはならない事が分かります。

これが相手に角を立てない表現方法です。

「ご要望に添いかねます」を使った例文

・『非常に残念ですが、人と工数を確保できず、今回は、ご要望に添えず、申し訳ありません』
・『既に予約が入っており、ご要望に添えません』
・『あいにく、出張に出かけており、ご要望に添えず、大変恐縮です』
例文全て、異なった理由の断り方にしてみました。

色々と自分に合うように修正できることは理解できるでしょう。

まとめ

長い仕事人生、断る機会も多いと思います。

相手との信頼関係を継続しておくには、相手の気持ちになって、相手に角を立てず、柔らかく断るのがコツです。

上手く活用して下さい。

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