本記事では、「ご無沙汰しております」の言い換え語を解説します。
「ご無沙汰(ぶさた)しております」とは?どんな言葉
無沙汰は長い期間、音信や訪問がないことや処置、指図などをしないこと、不用意になることや注意を怠ることを意味する言葉です。
その無沙汰に尊敬を表す接頭辞の御(ご)をつけた言葉がご無沙汰であり、ご無沙汰しておりますとすることで久しぶりという意味を表す謙譲語になるのです。
「大変ご無沙汰しております」のように使われています。
ビジネスでも使える「ご無沙汰しております」の言い換えのお勧め
ここでは「ご無沙汰しております」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お久しぶりです」
◆ 使い方やニュアンスの違い
久しぶりは以前より長らく日が経っていることやその様を意味する言葉であり、お久しぶりですとすることで、ご無沙汰しておりますと同じようなニュアンスを表すことが可能です。
ちなみに、ご無沙汰しておりますが謙譲語であるのに対し、お久しぶりですは丁寧語になります。
「どうもお久しぶりです」のように使われています。
「ご無沙汰しております」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ご無沙汰しております」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「久しぶり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ご無沙汰しておりますをシンプルに日常会話表現へと言い換えた表現です。
「久しぶり、数年前に会ったとき以来だね」のように使われています。
「しばらくぶり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
しばらくとは、すぐではないが、あまり時間が掛からない様や少しの間、時間的にある程度長く続く様、一時的である様、仮にという意味を含める言葉です。
しばらくぶりとすることで、ご無沙汰しておりますや久しぶりと同じようなニュアンスを表すことができます。
「しばらくぶりだね、元気してた?」のように使われています。
「久方(ひさかた)ぶり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
久方は天空や空、月などを意味する言葉であり、久方ぶりとすることで、ご無沙汰しておりますや久しぶりと同じようなニュアンスを表すことができます。
「君と会うのは久方ぶりだな」のように使われています。
まとめ
ご無沙汰しておりますの言い換えには様々な表現が存在します。
特にカジュアルな表現には多くのバリエーションがあるので、それぞれのフレーズを覚えて、表現の幅を広げるようにしましょう。