「ご指摘いただいた件ですが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご指摘いただいた件ですが」とは?
これは、指摘を受けた件に言及する場面で使用できる言葉です。
「指摘」は「取り上げて不備などを述べること」を意味します。
「指」は「指し示すこと」、「摘」は「取り上げること」のような意味を持つのです。
また、「ご指摘いただく」は謙譲語になります。
ここでは過去形にして、使用しているのです。
さらに、語尾には「ですが」という言葉を使っています。
これは丁寧語に逆接の意味を付け足したものなのです。
これらのことから、この言葉が指摘を受けた件に言及する場面で使用できるものであると分かるのです。
「ご指摘いただいた件ですが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある資料を上司に見てもらったとします。
そして、指摘された部分に関して、資料を修正し終えたのでした。
このようなケースで、「ご指摘いただいた件ですが、先ほど修正いたしました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、指摘を受けた件について述べていることを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「ご指摘いただいた件ですが」の表現方法に注意するべきです。
これは「ご指摘いただいた件でございますが」に置き換えできます。
また、「指摘していただいた件ですが」と言いかえる手段もあるのです。
このように、同じ意味でも少し違う表現にする事ができます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「ご指摘いただいた件ですが」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『ご指摘いただいた件ですが、何が問題だったのでしょう』
・『ご指摘いただいた件ですが、やはりミスしているようでした』
・『ご指摘いただいた件ですが、どこが問題なのか分かりません』
「ご指摘いただいた件ですが」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「ご指摘いただいた件ですが」の類似表現
たとえば、「指摘していただいた件ですが」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「ご指摘いただいた件ですが」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「ご指摘いただいた件でございますが」に言い換えできます。
まとめ
このように、指摘を受けた件に言及する場面で、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。