「ご承知おきいただけますと幸いです」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご承知おきいただけますと幸いです」とは? ビジネス用語

この記事では、「ご承知おきいただけますと幸いです」の使い方について分かりやすく説明していきます。

「ご承知おきいただけますと幸いです」とは?

「ご承知おきいただけますと幸いです」は、相手にある事柄を知って、受け入れてほしいとお願いする丁寧な表現です。

「ご承知おき+いただけ+ます+と+幸いです」で成り立っている語で、「ご承知おき」「ご」は尊敬語の接頭辞、「承知おき」「あらかじめ知って受け入れる」「いただけ」「もらう」の謙譲語「いただく」の可能形・連用形、「ます」は丁寧語、「と」は接続助詞、「幸いです」「〜とありがたい」の丁寧語、全体で「あらかじめ知って受け入れてもらえるとありがたい」の敬語表現になります。

「ご承知おきいただけますと幸いです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご承知おきいただけますと幸いです」は、普段とは違うものごとがある時、ある行動をする上で注意点がある時などに使われます。

相手にとて好ましくないことかも知れませんが、そう決まっていて変えられない事情があることを表しています。

丁寧な表現ですが、「ご承知おき」「知っておく」という上から目線の意味に解釈されることもありますので、目上の人や社外の人には言い換える様にしましょう。

「ご承知おきいただけますと幸いです」の正しい文章表現

「ご承知おきいただけますと幸いです」の正しい文章表現は以下の通りです。

・『ご了承いただけますと幸いに存じます』
「了承」は、自分がすることに許しを求めるニュアンスがあり、目上の人に使えます。

「存じます」「思う」の謙譲語「存ずる」の丁寧語です。

「ご承知おきいただけますと幸いです」を使った例文

「ご承知おきいただけますと幸いです」を使った例文は以下の通りです。

・『土日祝日は発送いたしませんので、ご承知おきいただけますと幸いです』
・『1週間前からキャンセル料が発生いたしますので、ご承知おきいただけますと幸いです』
・『4月から担当者が変わりますので、ご承知おきいただけますと幸いです』

「ご承知おきいただけますと幸いです」の類語や言い替え

「ご承知おきいただけますと幸いです」の類語や言い替えは以下の通りです。

・『お含みおきいただけますと幸いです』
・『ご理解賜れますと幸いです』
・『ご了承いただだけますようお願い申し上げます』

まとめ

今回は「ご承知おきいただけますと幸いです」について紹介しました。

意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。

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